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[Weekend Report] マコノヒーがまた脱ぐ新作が1位！2本の新作が惨敗！

「10日間で男を上手にフル方法」でマジカルなコンビネーションを見せたマシュー・マコノヒーとケイト・ハドソンが再び共演するラブ・コメディ「Fool’s Gold」が首位デビューを果たした。
海に眠る秘宝探しに夢中の夫（マコノヒー）に愛想をつかし、妻（ハドソン）はついに家を出る。しかし、富豪のクルーザーで働き始めた妻のもとに、偶然にも宝の在り処に目星をつけた夫が現れる･･････。海が舞台ということで、当然マッチョなマコノヒーの肉体美が映画の最大の売り。女性ファンが殺到したかどうかはわからないが、オープニング3日間の興収は2100万ドルとマズマズの成績。この時期の作品としては十分及第点を与えられる数字だ。マコノヒー＆ハドソンの前作「10日間で～」にはやや劣る数字ながら、マコノヒーの一連の主演コメディとほぼ同等のアベレージで、中ヒットは確実。7000万ドル～8000万ドルのトータル興収が期待できそうだ。

2位に初登場はマーティン・ローレンス主演のコメディ「Welcome Home Roscoe Jenkins」。TVの人気トーク番組でブレイクしたローレンスが久しぶりに故郷に戻るが、そこで数々のトラブルに巻き込まれる。3日間興収は1700万ドルとマズマズの数字。ローレンスは前作「団塊ボーイズ」が1億6800万ドルの大ヒットを記録してキャリアも再び上向きに。今回の数字は人気復活を裏付けるもので、今後しばらくは安定した集客を見込めるのでは。03年の「ナショナル・セキュリティ」をやや上回る出足で、トータル興収は4000万ドルを超えてきそうだ。

先週、センセーショナルなデビューを飾った「Hanna Montana～」は大きく数字を落として3位。687館の上映で3位はそれでも立派だが、先週の数字と比べると持続力の弱さは否めないところ。3D映画だけにこれ以上の増館を期待できないのもツライ。ターゲットが低年齢層の女の子に限られてしまっている分、先週の爆発ですでに大半の興行は終えてしまったと見るべきかもしれない。

今週は悲惨な興行を展開した新作が2本。1本はヴィンス・ヴォーンのライブトークを収録した「Vince Vaughn’s Wild West Comedy Show: 30 Days & 30 Nights – From Hollywood to the Heartland」。962館で公開されるも1館あたりのアベレージはわずか527ドルと壊滅的。「ブラザーサンタ」も期待はずれに終わったヴォーン、この不人気にはガックリと肩を落としているに違いない。

ヴォーン新作にも増して不人気だったのが「The Hottie & the Nottie」。パリス・ヒルトン主演のおバカ作品だけにこの結果は予想の範囲内だが、それにしても111館の公開でアベレージ227ドルは酷い。これ以下の数字はもはや期待できまい。

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