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[Weekend Report] M・ウォルバーグ主演作首位、「W.」は冴えず

米で大ヒットしたビデオゲームを映像化したクライム・アクション「Max Payne」が大方の予想通り首位デビューを飾った。BoxOfficeでは堅実な人気を誇るマーク・ウォルバーグ主演映画で、家族を惨殺されたウォルバーグが闇の組織に対して復讐劇を繰り広げる。
男性客のみをターゲットに絞ったバイオレンス色の強いアクションということもあってか、オープニング興収は3376館で1700万ドルといまいちハジけきれずに終わった。批評家からもかなり強い口調で叩かれているところをみると、次週の落ち込みは相当なものになりそうだ。トータル興収5000万ドルがとりあえずの目標となる。

3位の「The Secret Life of Bees」は毎年多くの秀作を輩出するフォックス・サーチライト配給の人情ドラマ。親を亡くした少女が、黒人三姉妹が住むある家で生活するうちに生きる意欲を取り戻していくというハートフルストーリーで、少女を演じるのは、そろそろ少女役も卒業のダコタ・ファニング。三姉妹を演じるのはクィーン・ラティファ、ソフィー・オコネド、アリシア・キーズという豪華キャストだ。アカデミー賞の期待も寄せられていた本作だが、批評家からの評価はマズマズといったところ。オスカー戦線に殴り込みをかけるにはやや勢いが足りないか。興行のほうも、いきなりの1591館という拡大公開が配給の期待を物語っており、1館あたりのアベレージではTOP10圏内作品としては最高と一応の成績を残している。次週の落ち込みを最小限に抑えられれば息の長いヒットが望めそうで、5000万ドル超の興収をあげられれば配給の期待には応えられそうだ。


11月の大統領選挙にあわせて公開された「W.」は、冴えない4位スタート。最近ではアンチもすっかりおとなしくなった、というより誰も相手にしなくなった大統領の半生を描いた伝記では客は呼べないということか。2030館の拡大公開に打って出るも、1000万ドル超の興収をあげるのが精一杯だった。「JFK」「ニクソン」に続く大統領モノとなるオリバー・ストーン監督作だが、彼の野心的なジャーナリスト体質からして、悪者ブッシュのイメージを覆すような内容になっているのでは。名物評論家ロジャー・エバートが満点評価という事実もあるのでハナからバカには出来ないが、政治に無関心な日本人にとっては単なるワイドショー・ムービーとして扱われることになりそうだ。

9位の「Sex Drive」は18歳の童貞青年のハチャメチャ青春コメディー。2421館と、今週封切りの新作の中では2番目となる拡大公開だったが、わずか360万ドルしか稼げない惨敗を喫した。同系コメディーとしては、ジャド・アパトゥ製作の傑作「スーパー・バッド/童貞ウォーズ」があるが、どうやら足元にも及ばない駄作というレッテルを貼られることになりそうだ。

TW LW Title 配給 Weekend 劇場数 Total
1
N
Max Payne
Fox
$17,639,849
3,376
$17,639,849
1
2
1
Beverly Hills Chihuahua
BV
$11,422,425
3,239
$69,282,560
3
3
N
The Secret Life of Bees
FoxS
$10,527,799
1,591
$10,527,799
1
4
N
W.
LGF
$10,505,668
2,030
$10,505,668
1
5
4
イーグル・アイ
P/DW
$7,029,718
3,326
$81,021,825
4
6
3
ワールド・オブ・ライズ
WB
$6,824,259
2,714
$24,424,928
2
7
2
Quarantine
SGem
$6,084,580
2,463
$24,471,512
2
8
5
Nick and Norah’s Infinite Playlist
Sony
$3,693,384
2,241
$26,500,875
3
9
N
Sex Drive
Sum.
$3,607,164
2,421
$3,607,164
1
10
7
最後の初恋
WB
$2,657,440
2,115
$36,869,470
4

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