TOP > 映画レビュー > 映画はスターを愛でるもの — 「ジョン・カーター」レビュー…

映画はスターを愛でるもの — 「ジョン・カーター」レビュー

映画レビュー 記事:2012.04.14

John-Carter_011

この映画を観ると、映画製作の難しさをあらためて思い知らされる。

ピクサー映画で観客の心を掴む術を習熟しつくしてきたはずの監督が実写映画製作のエキスパートたちをスタッフに招集し、SFの起源とされる傑作小説を不自由ない予算でありったけの想像力を注ぎ込んで映像化。その結果がこんな残念なシロモノに仕上がるなんて、想像力豊かなアンドリュー・スタントンもさすがに思いもよらなかっただろう。

スタントンの作り出したバルスームの造形は見事だ。創造しつくされた感のあるSF映画クリエイティブにあって、オリジナルと呼べる個性を発揮している。スタントンの想像力を支える映像技術も申し分ないクオリティで、火星への旅をリアルに見せてくれる。

続きを映画レビューサイトFreak!で読む


★ PICK UP ★

第96回アカデミー賞関連

第96回アカデミー賞関連

◾ 第96回アカデミー賞全部門ノミネーション予想 ◾ 第96回アカデミー賞前哨戦結果 ◾ 第96回アカデミー賞全部門予想 アカデミー賞受賞結果速報 作品賞:「オッペンハイマー」 監督賞:クリストファー・ノーラン(オッペン […]

★ PICK UP ★

第95回アカデミー賞結果

第95回アカデミー賞結果

作品賞 : 「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」 監督賞 : ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート(エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス) 主演男優賞 : ブレンダン・フレイザー(ザ・ […]