史上最高のラインナップが揃った2007年サマーシーズン興行がいよいよスタート。トップを切って公開されたのはいきなり大本命の呼び声も高い
「スパイダーマン3」だ。ここ3週、伏兵「Disturbia」がVという低調な商いが続いたBoxOfficeだが、その反動で今週は予想通りすごい数字が飛び出した。4252館という史上最多の劇場で封切られた「スパイダーマン3」は初日の金曜に5900万ドルを稼ぎ出す大ヒットスタート。これは昨年夏に「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」が記録した5500万ドルを超える史上最高の数字となる。土日もその勢いは衰えることなく、3日間興収はこれまた史上最高となる1億4800万ドルを記録。従来の記録を1000万ドル以上更新してみせた。大本命にふさわしいスタートで、ライバルたちの先手をとる戦略はまずは成功したようだ。
ただし、批評家からの評価は予想されたほど高くなく、ともに高く評価された1,2作目に比べると物足りないものとなっている。最新のCG技術を駆使した大迫力のアクションシーンには賛辞が集まっているものの、要素を詰め込みすぎて物語を消化し切れていないというのが不評の一因のようだ。次週こそ強力ライバル不在でV2は固そうだが、その後「シュレック3」「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」といった強豪の登場で大きく数字を落とすことになるかもしれない。
「スパイダーマン3」フィーバーの陰でおこぼれを頂戴しようと2525館で封切られた
「ラッキー・ユー」だったが、オープニング3日間で250万ドルしか稼げないまさかの大惨敗。市場は完全にスパイダーマン一色に染まってしまったようで、ラスベガスを舞台にしたポーカープレイヤーの恋物語には誰も興味を惹かれなかったようだ。「L.A.コンフィデンシャル」を手がけたカーティス・ハンソン監督作ということで作品の出来も期待されたが、批評家からの評価はあまり芳しくない。エリック・バナ、ロバート・デュバルとキャストにも実力派を集めたが、満足のいく成果は得られなかった。
| TW |
LW |
Title |
配給 |
Weekend |
劇場数 |
Total |
週 |
| 1 |
N |
スパイダーマン3 |
Sony |
$148,000,000 |
4,252 |
$148,000,000 |
1 |
| 2 |
1 |
|
P/DW |
$5,720,000 |
3,132 |
$59,883,000 |
4 |
| 3 |
4 |
|
NL |
$3,420,000 |
2,365 |
$26,453,000 |
3 |
| 4 |
2 |
The Invisible |
BV |
$3,125,000 |
2,019 |
$12,346,000 |
2 |
| 5 |
3 |
|
Par. |
$2,768,000 |
2,733 |
$11,835,000 |
2 |
| 6 |
N |
ラッキー・ユー |
WB |
$2,515,000 |
2,525 |
$2,515,000 |
1 |
| 7 |
7 |
ルイスと未来泥棒 |
BV |
$2,466,000 |
2,107 |
$91,771,000 |
6 |
| 8 |
5 |
Blades of Glory |
P/DW |
$2,302,000 |
2,113 |
$111,632,000 |
6 |
| 9 |
6 |
Hot Fuzz |
Rog. |
$2,054,000 |
1,266 |
$16,145,000 |
3 |
| 10 |
10 |
Are We Done Yet?
|
SonR |
$1,700,000 |
1,704 |
$46,106,000 |
5 |