「ボーン・アイデンティティ」シリーズの生みの親ともいえるダグ・リーマン監督が新たにシリーズ化を目論む
「ジャンパー」が木曜日に全米3428館で封切られ、首位デビューを飾った。
瞬間移動の能力を持つ“ジャンパー”である主人公と、“ジャンパー”の撲滅を目指す地下組織“パラディン”の死闘を描く。もともと3部作想定であるため、第1部となる本作は物語も映像的な見せ場もまだまだ小粒。盛り上がり一歩手前で終わるあたりは最近のハリウッド大作に慣れた観客には物足りなく映りそう。オープニング興収は4日間で3000万ドルとマズマズも、シリーズ化を目指すにはやや淋しい数字。とはいえ、「ボーン」シリーズも、リーマンが監督した「~アイデンティティ」に関してはそれほど派手な興収を記録していたわけではなく、続編への展開の上手さが大ヒットシリーズ誕生につながった。この「ジャンパー」も明らかに続編を意識して控えめに徹した部分が見て取れるだけに、続編での“大ジャンプ”を期待したい。
2位にランクインは青春ダンス・ムービー
「Step Up 2 The Streets」。名門校に転校してきた主人公が、そこでカリスマ的な人気を誇るダンサーと組んでダンス大会の優勝を目指すというティーン向け作品。06年に公開され、6500万ドルのスマッシュヒットを飛ばした「ステップアップ」の続編だ。2470館の公開で1900万ドルを稼ぎ出す予想外の大ヒットスタート。2週前のスーパーボウル・ウィークエンドに爆発的な動員を記録した「Hanna Montana~」もそうだが、ティーン市場は確実にその勢力を増しているようだ。
パラマウント期待の
「スパイダーウィックの謎」は3位に初登場と出遅れた。同名のベストセラー小説の映画化で、この時期としては破格の3847館という超拡大ロードショーに打って出るも、3日間興収は1300万ドルと惨敗。シリーズ化を目論むパラマウントにとっては悪夢のような結果となってしまった。叔父であるアーサー・スパイダーウィックの屋敷に引っ越してきた少年が目にする不思議な光景の数々をCG満載で映像化する作品だが、映画ファンに訴えるものはあまりなかったようだ。
2204館で公開されたユニバーサルの
「Definitely, Maybe」は5位で初登場。「リトル・ミス・サンシャイン」のメガネ娘ことアビゲイル・ブレスリン出演のファミリー・ドラマだ。ライアン・レイノルズ扮する父親が娘に母親との出会いを語って聞かせるのだが、その話には3人の女性が登場し、娘を混乱させる。その3人を演じるのはレイチェル・ワイズ、アイラ・フィッシャー、エリザベス・バンクス。オープニング興収は900万ドルと全くいいところなく惨敗。「ノッティングヒルの恋人」「ラブ・アクチュアリー」をヒットさせたスタッフによる新作との触れ込みだったが、結果に結びつけることは出来なかったようだ。
| TW |
LW |
Title |
配給 |
Weekend |
劇場数 |
Total |
週 |
| 1 |
N |
ジャンパー |
Fox |
$27,225,000 |
3,428 |
$33,850,000 |
1 |
| 2 |
N |
Step Up 2 the Streets |
BV |
$19,666,000 |
2,470 |
$26,267,000 |
1 |
| 3 |
N |
スパイダーウィックの謎 |
Par. |
$19,080,000 |
3,847 |
$21,389,000 |
1 |
| 4 |
1 |
Fool's Gold |
WB |
$13,080,000 |
3,125 |
$42,035,000 |
2 |
| 5 |
N |
Definitely, Maybe |
Uni. |
$9,685,000 |
2,204 |
$12,804,000 |
1 |
| 6 |
2 |
Welcome Home Roscoe Jenkins |
Uni. |
$8,880,000 |
2,387 |
$29,121,000 |
2 |
| 7 |
5 |
JUNO/ジュノ |
FoxS |
$4,625,000 |
1,865 |
$124,090,000 |
11 |
| 8 |
7 |
最高の人生の見つけ方 |
WB |
$4,105,000 |
2,307 |
$81,085,000 |
8 |
| 9 |
3 |
Hannah Montana/Miley Cyrus: Best of Both Worlds Concert Tour |
BV |
$3,289,000 |
685 |
$58,417,000 |
3 |
| 10 |
6 |
幸せになるための27のドレス |
Fox |
$3,175,000 |
1,936 |
$69,937,000 |
5 |