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キムタク撃沈!「ROOKIES」の勢い止められず! |
(C)Lam Duc Hien, Photographer
「ROOKIES/卒業」の勢いが止まらない。メガヒットスタートの前週と比べてもわずか14%しか落ち幅のない素晴らしい興行で今週末も10億円超を計上。トータル興収を早くも34億円とした。夢の100億円超えにはリピーターの獲得が必要になるが、メインターゲットとなる中高生のリピート稼動があるかどうか。
2位
「天使と悪魔」は順位の変動こそないものの、1館あたりのアベレージは「ROOKIES」の実に10分の1というのが実情で、すでに映画ファンの興味は他に移ってしまっている。今のところ26億円を稼いではいるが、このままでは30億稼ぐのがやっと。これは「ダ・ヴィンチ・コード」対比で40%にしかならない数字だ。作品自体の評価が「ダ・ヴィンチ~」よりよかったことを思うと、この興収の落ち込みはある意味衝撃的だ。
3位には
「ハゲタカ」がランクイン。オリジナルはNHKで放送された全6回のTVシリーズ。外資ファンドから送り込まれたやり手のファンドマネージャーが"日本を買い叩く"姿を通して、現在の金融事情を浮き彫りにした傑作TVドラマで、主演は大森南朋、柴田恭兵、松田龍平ら。映画版でもオリジナルキャストが結集し、今度は新たな敵となる"赤いハゲタカ"こと劉一華(リュウ・イーファ)に立ち向かう。267館の公開で興収は1億6000万円。東宝配給作品としては地味な数字だが、この手の客層を限定する作品としてはまずまず健闘。本来ならこういった硬派なエンターテインメントがもっと市場をにぎわすべきなのだが、今の日本は「ROOKIES」が爆発的にヒットしてしまうというのが現状だ。
5位にはキムタク、ジョシュ・ハートネット、イ・ビョンホンという世界的イケメン3人が揃い踏みした
「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」がランクイン。キムタク主演映画だけに大ヒットのポテンシャルもあったが、ふたを開けてみれば117館の公開でわずか6300万円の売り上げにとどまっている。この不振の原因はまずプロモーションの不足に求められるだろう。映画完成から公開までの期間がわずかで、ろくなプロモーションも出来ずに封切りを迎えてしまったというのが実情。多忙なキムタクの稼動もままならず、パブリシティとして大きく露出できたのは、3人が勢ぞろいした完成披露試写くらい。これではさすがのキムタクもいつもの集客力を発揮するに至らなかった。とはいえ、週刊誌などではこの映画の不振=キムタクの人気低下と断ずる論調もある。「ROOKIES」出演のイケメン俳優たちなど、キムタクに代わる素材が生まれつつあるのかもしれない。
ポスト・キムタクとは少し違うかもしれないが、人気面では今やキムタクを凌ぐ勢いのある松山ケンイチ主演の最新作
「ウルトラ・ミラクル・ラブストーリー」が10位にランクイン。わずか26館の公開ながら、なかなかのアベレージでTOP10圏内に食い込んだ。マツケン人気を裏付ける結果だ。
一方、
「余命1ヶ月の花嫁」がヒット中の瑛太が出演する
「ガマの油」は78館の公開で1900万円の売り上げと苦戦。役所広司の初監督作ということでTVでの露出もそこそこあったが、まったく興行に結びつかなかった。
| TW |
LW |
Title |
配給 |
Weekend |
前週比 |
劇場 |
AVG. |
Total |
週 |
| 1 |
1 |
ROOKIES 卒業 |
東宝 |
$10,858,252 |
-14.50% |
428 |
$25,370 |
$34,443,009 |
2 |
| 2 |
2 |
天使と悪魔 |
ソニー |
$1,736,280 |
-43.30% |
723 |
$2,401 |
$26,566,061 |
4 |
| 3 |
N |
ハゲタカ |
東宝 |
$1,600,036 |
- |
267 |
$5,993 |
$1,600,036 |
1 |
| 4 |
3 |
余命1ヶ月の花嫁 |
東宝 |
$1,546,353 |
-30.10% |
310 |
$4,988 |
$25,956,685 |
5 |
| 5 |
N |
アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン |
GAGA |
$638,731 |
- |
117 |
$5,459 |
$638,731 |
1 |
| 6 |
4 |
スター・トレック |
パラマウント |
$583,068 |
-62.20% |
275 |
$2,120 |
$3,974,603 |
2 |
| 7 |
5 |
60歳のラブレター |
松竹 |
$376,439 |
-41.30% |
190 |
$1,981 |
$6,160,023 |
4 |
| 8 |
6 |
お買い物中毒な私! |
ディズニー |
$313,413 |
-45.40% |
232 |
$1,351 |
$1,731,124 |
2 |
| 9 |
9 |
重力ピエロ |
アスミック |
$268,746 |
-39.00% |
173 |
$1,553 |
$2,999,339 |
7 |
| 10 |
N |
ウルトラミラクルラブストーリー |
東宝 |
$266,880 |
- |
26 |
$10,265 |
$266,880 |
1 |
私のboxofice愛好は、日本から始まっています。分析楽しみにしてます。ハナ金という情報番組(喜多嶋舞が司会だったような)か何かの配給収入ベスト5にかじり付いていたのが懐かしい~。しかし、洋画不振ですね。『T4』も先行でガラガラでした。『T2』の時は何時間も列んで(今の先行予約シネコンじゃあり得ない)凄かったのに。『スター・トレック』もこんなもんですかね。最近には無かった好作品なのに。私のトレック入門は『Ⅵ』でして、『裸の銃を持つ男21/2』と地方の併映で観ました。
併映と言えば、『バットマン』でショックを受けて翌日に、ミッキー・ロークの『ジョニー・ハンサム』と『ロック・アップ』の併映を観、その翌日に『ハーレム・ナイト』と『シー・オブ・ラブ』をまた併映で連チャン観賞したのは懐かしい記憶です。
投稿者: stoval | 2009年6月16日 22:53