 |
「トランスフォーマー」米では記録破りのメガヒット! |
画像は限定公開の「The Hurt Locker」
日本での世界最速公開はイマイチの成績に終わった
「トランスフォーマー/リベンジ」だが、本国では圧倒的な人気で他を圧倒した。水曜に初日を迎えると、初日だけで6000万ドルを超える興収を記録。これは初日の興収としては「ダークナイト」に次ぐ史上2番目となる数字で、水曜初日としてはNo.1の数字。また、その後の4日間で、総興収は早くも2億ドルを突破し、これまた5日間興収で「ダークナイト」に次ぐ数字をあげている。もともとビッグオープニングを期待されていた本作だが、昨年のメガヒット作「ダークナイト」と全く遜色ない数字でのデビューは予想以上。早くもこの夏No.1ヒットの称号は手に入れたも同然だ。
ただし、今後の興行は「ダークナイト」のようにはいきそうもない。圧倒的なクオリティの高さでクチコミを誘った同作と比べ、「トランスフォーマー/リベンジ」は批評家からも映画ファンからも総すかんを食っている状態だ。バカバカしくも騒々しいアクションシーンが連続するだけのポップコーン・ムービーで、いかにもバカ映画の帝王マイケル・ベイらしい作品との評価。次週はおそらく70%近い落ち込みを見せるものと思われ、最終的には3億5000万ドルあたりの興収に落ち着くのではないか。とはいえ3億5000万ドル稼げば作品としては大成功。屈指の大ヒットシリーズとして人気を確立したことになる。次回作の準備も着々と進められることになりそうだ。
ジョディ・ビコーのベストセラーを映画化した「私の中のあなた」は5位でデビュー。白血病の長女を助けるため、次女をもうけて臓器提供を試みる母親の苦悩を描いたヒューマン・ドラマ。母親を演じるキャメロン・ディアスの髪を刈り込んだスキンヘッド姿が話題になった本作は、2606館の公開で3日間興収が1200万ドルとマズマズの成績。ただし、作品の評価は賛否割れていて、キャメロン渾身のスキンヘッドはオスカー候補につながりそうもない。
10位にはサム・メンデス監督の新作「Away We Go」がランクイン。限定公開からの拡大になるが、495館の公開で、1館あたりのアベレージは3390ドルと低水準。批評家受けもイマイチでオスカー戦線からは早々に脱落とあって、今回の拡大公開の狙いが読めないというのが本当のところだ。
4館の限定公開で大ヒットスタートを切ったのが「The Hurt Locker」。「ハートブルー」などで知られる女流監督キャサリン・ビグローがイラク戦争のダークサイドを描いた問題作で、1館あたり3万6000ドルという高いアベレージを記録している。批評家の評価もすこぶる高く、アカデミー賞戦線に堂々の殴りこみ。10作品に拡大された作品賞ノミネート枠に滑り込む可能性は決して低くない。
| TW |
LW |
Title |
配給 |
Weekend |
劇場数 |
Total |
週 |
| 1 |
N |
トランスフォーマー/リベンジ |
P/DW |
$108,966,307 |
4,234 |
$200,077,255 |
1 |
| 2 |
1 |
あなたは私の婿になる |
BV |
$18,578,541 |
3,058 |
$69,162,471 |
2 |
| 3 |
2 |
The Hangover |
WB |
$17,022,166 |
3,525 |
$183,054,267 |
4 |
| 4 |
3 |
カールじいさんの空飛ぶ家 |
BV |
$13,061,737 |
3,487 |
$250,234,554 |
5 |
| 5 |
N |
あなたの中の私 |
WB |
$12,442,212 |
2,606 |
$12,442,212 |
1 |
| 6 |
4 |
Year One |
Sony |
$6,022,444 |
3,024 |
$32,529,560 |
2 |
| 7 |
5 |
サブウェイ123 |
Sony |
$5,451,107 |
2,995 |
$53,456,827 |
3 |
| 8 |
7 |
スター・トレック |
Par. |
$3,711,968 |
1,823 |
$246,331,182 |
8 |
| 9 |
6 |
ナイト ミュージアム2 |
Fox |
$3,643,522 |
2,250 |
$163,391,192 |
6 |
| 10 |
13 |
Away We Go |
Focus |
$1,709,313 |
495 |
$4,088,390 |
4 |