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   <title>アカデミー賞サイト オスカーノユクエ</title>
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   <updated>2012-02-27T16:11:32Z</updated>
   <subtitle>アカデミー賞の行方を1年間通してウォッチします。また、毎週の全米興行収入リポートも。</subtitle>
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   <title>第84回アカデミー賞所感</title>
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   <published>2012-02-27T16:08:02Z</published>
   <updated>2012-02-27T16:11:32Z</updated>
   
   <summary>            第84回アカデミー賞は、黄金期のハリウッドをオマージュた...</summary>
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      <category term="oscar" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://oscar-no-yukue.com/top/">
      <![CDATA[<table width="400" border="0" cellspacing="0" cellpadding="5">
  <tr>
    <td valign="top"><img src="http://oscar-no-yukue.com/images/artisthugo.jpg" border="0"></a></td>
  </tr>
</table>
<br>
第84回アカデミー賞は、黄金期のハリウッドをオマージュたっぷりに描いた「アーティスト」が作品賞ほか5部門を制し、勝利を収めた。最多11部門でノミネートされた「ヒューゴの不思議な発明」は受賞数こそ5部門で分けたが、撮影賞ほか技術賞のみの受賞にとどまり、ライバルの後塵を拝する結果に終わった。<br>
<br>
1920年代のハリウッドを舞台にした「アーティスト」、30年代のパリを舞台に映画創世記を振り返る「ヒューゴの不思議な発明」、そして20年代パリにタイムスリップする男を描く「ミッドナイト・イン・パリ」の3本が作品賞にノミネートされたことで、今年のアカデミー賞は<strong>"懐古主義"というキーワード</strong>で表現されてきた。昔を懐かしむという文字通りの意味でキーワードを捉えると負の響きが強いが、実際には映画への愛を語るにとどまらず、映画そのものの魅力をもう一度見つめ直してみようというという強い意志が各作品には宿っており、<strong>"原点回帰"というテーマ</strong>で語るのがふさわしい。<br>
<br>
ただし、同じ原点回帰でも、「アーティスト」と「ヒューゴ～」では<strong>そのアプローチが180度違う</strong>。両者の間に生まれた勝敗は、まさにそのアプローチの相違に起因するのだ。<br>
<br>
かつてジョルジュ・メリエスの特撮映画が生み出した映画のマジックを現代の映画ファンに追体験させるには、新技術に活路を見出すのが最善の方法だとスコセッシは結論付け、3Dという選択肢を選んだ。メリエスが映画という媒体の特性を生かして現実では味わえない体験を観客にプレゼントしたように、スコセッシもまた、<strong>3Dという映画独自の表現で映画の楽しさの共有を試みた</strong>のだ。これ自体は至極まっとうなアプローチであり、スコセッシの意図は映画ファンの心を掴むことに成功した。<br>
<br>
一方で「アーティスト」は、表現方法そのものを回帰して、映画の魅力を再探求しようと試みた。新しい技術はたしかにダイナミックな体感効果をもたらすかもしれないが、その先に映画の本当の未来はあるのか。映画という文化の本当の姿を、立ち止まってもう一度再確認してみようという意図がこの映画にはあった。監督のミシェル・アザナヴィシウスは弱冠43歳の若手で、サイレント映画時代を肌で体験しているわけではない。<strong>彼にとって「アーティスト」は単なる懐古の産物ではない</strong>のだ。<br>
<br>
会員の大半が60歳以上の白人男性で構成されるアカデミーにおいて、どちらのアプローチが受け入れられるかは明白だ。どちらの映画のアプローチも映画への愛情が詰まっているが、アカデミーがより好んだのが「アーティスト」のアプローチだったということだ。<br>
<br>
ただ、繰り返し強調したいのは、今回の<strong>「アーティスト」の勝利がアカデミー会員の単なる懐古趣味に因るものではない</strong>ということだ。無名のフランス人が"モノクロのサイレント映画"を作るという無謀なチャレンジはそれだけで称賛に値するし、映画自体も現代の映画ファンにとって愛すべき逸品だった。そして映像表現の探求という面においても、限定された表現方法の中で、逆に新しい感動を生み出すことに成功した。<br>
<br>
「アーティスト」が、アカデミー賞史上においてもとびきりユニークで、野心的で、愛すべき一本として記憶されることを心から願う。<br>
<br>
<a href="http://www.oscar-no-yukue.com/2011oscar_result.html" target="_blank">第84回アカデミー賞結果一覧はこちら</a>
]]>
      
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   <title>[受賞予想] 短編各賞で注目は東日本大震災を描いたドキュメンタリー</title>
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   <published>2012-02-26T23:42:01Z</published>
   <updated>2012-02-26T23:42:59Z</updated>
   
   <summary>短編アニメーション映画賞 Dimanche/Sunday The Fantast...</summary>
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      <category term="oscar" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://oscar-no-yukue.com/top/">
      <![CDATA[<strong>短編アニメーション映画賞</strong><br>
Dimanche/Sunday<br>
The Fantastic Flying Books of Mr. Morris Lessmore<br>
La Luna<br>
A Morning Stroll<br>
Wild Life<br>
<br>
ノミネート作をまとめた動画<br>
<iframe width="400" height="233" src="http://www.youtube.com/embed/oEdRXWJnUk0" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
<br>
<br>
「カーズ2」で長編部門落選を喫したピクサーだが、短編部門に作品を送り込んできた。「La Luna」はなるほどピクサーらしく愛らしい作品のように見えるが、それ以上に「The Fantastic Flying Books of Mr. Morris Lessmore」の創造性が素晴らしい。チャップリンやキートンを思わせるステッキの主人公が本への愛情を募らせる物語は、今年の作品賞と同じテーマ。しかも台詞なしのサイレント劇だ。15分の全編をこちらで見られるのでぜひチェックを。<br>
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=Adzywe9xeIU">「The Fantastic Flying Books of Mr. Morris Lessmore」全編</a><br>
<br>
◎ The Fantastic Flying Books of Mr. Morris Lessmore<br>
<br>
<br>
<br>
<strong>短編ドキュメンタリー映画賞</strong><br>
The Barbar of Birmingham: Foot Soldier of the Civil Rights Movement<br>
God is the Bigger Elvis<br>
Incident in New Baghdad<br>
Saving Face<br>
The Tsunami and the Cherry Blossom<br>
<br>
ノミネート作をまとめた動画<br>
<iframe width="400" height="233" src="http://www.youtube.com/embed/nVnkiDdpvXA" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
<br>
<br>
この部門の注目は何と言っても東日本大震災をモチーフにした短編「The Tsunami and the Cherry Blossom」。昨年「Waste Land」でアカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされたルーシー・ウォーカーによる作品だ。震災の悲劇を具に描きながら、被災地に残された桜の木に復興の力を見出す内容は、今の日本人にどう響くだろうか。<br>
<br>
◎ The Tsunami and the Cherry Blossom<br>
<br>
<br>
<strong>短編実写映画賞</strong><br>
Pentecost<br>
Raju<br>
The Shore<br>
Time Freak<br>
Tuba Atlantic<br>
<br>
ノミネート作をまとめた動画<br>
<iframe width="400" height="233" src="http://www.youtube.com/embed/0h8Li5BSG64" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br>
<br>
「The Shore」は監督が「ホテル・ルワンダ」のテリー・ジョージ、主演に「ミュンヘン」のシアラン・ハインズという豪華な一本。北アイルランド紛争で引き裂かれた2人が25年ぶりに再会し、友情を取り戻そうとする物語。他4作品に比べてきわめて豪華なスタッフ・キャストによる作品で、受賞は間違いなし？<br>
<br>
◎ The Shore
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   <title>[受賞予想] 長編ドキュメンタリー映画賞は本命不在の混戦</title>
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   <published>2012-02-26T23:37:13Z</published>
   <updated>2012-02-26T23:39:58Z</updated>
   
   <summary>長編ドキュメンタリー映画賞 ■ Hell and Back Again アフガニ...</summary>
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      <category term="oscar" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://oscar-no-yukue.com/top/">
      <![CDATA[<strong>長編ドキュメンタリー映画賞</strong><br>
<br>
■ Hell and Back Again<br>
アフガニスタンの戦場で負傷して帰郷したアメリカ海兵隊員が、妻に支えられてリハビリ生活を行う様子を追ったドキュメンタリー。サンダンス映画祭で2部門受賞。<br>
<iframe width="400" height="233" src="http://www.youtube.com/embed/vk9cktPBzRE" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
<br>
<br>
■ もしもぼくらが木を失ったら<br>
"エコテロリスト"と呼ばれる過激環境保護団体ELFの元メンバーがオレゴンにある製材会社に放火。果たして彼は声なき自然の代弁者なのか、それとも過激な活動家なのか。東京国際映画祭で上映。<br>
<iframe width="400" height="233" src="http://www.youtube.com/embed/QAGxy85R380" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
<br>
<br>
■ Paradise Lost 3: Purgatory<br>
93年、アーカンソー州ウェスト・メンフィスで起きた少年の殺人事件で逮捕され、十分な証拠もなしに有罪判決を受けたた3人のティーンエイジャーたちに迫ったドキュメンタリー。シリーズ3本目となる本作では、18年の投獄生活の末、不当な取引により釈放されることになる彼らの姿を追う。<br>
<iframe width="400" height="233" src="http://www.youtube.com/embed/B43Cj-JEJdo" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
<br>
<br>
■ Pina／ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち<br>
2009年にこの世を去った天才舞踏家ピナ・バウシュが遺したものとは。彼女が芸術監督を務めた舞踊団のダンサーによる躍動感あふれるダンスを、ドイツの巨匠ヴィム・ヴェンダースが革命的な3D映像で捉えた作品。<br>
<iframe width="400" height="233" src="http://www.youtube.com/embed/Nihr5yqcHGg" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
<br>
<br>
■ Undefeated<br>
ある負け犬フットボールチームが、1人の監督の手によって生まれ変わっていく様を追ったドキュメンタリー。
<iframe width="400" height="233" src="http://www.youtube.com/embed/f1UlwaWHmzE" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
<br>
<br>
<br>
この10年は実に様々なジャンルの映画が受賞している長編ドキュメンタリー部門。ペンギンの生態に迫った動物モノ（皇帝ペンギン）があれば、元アメリカ合衆国副大統領が環境破壊に警鐘を鳴らすエコ作品（不都合な真実）や、綱渡りに命を賭けた男の生涯を描いた実録モノ（マン・オン・ワイヤー）もある。また、一昨年の受賞作「ザ・コーヴ」は日本のイルカ漁を激しく糾弾した作品で、敵意むきだしな内容に多くの日本人が面食らったのも記憶に新しい。<br>
<br>
今年もバラエティに富んだ候補作が揃った。中でも「Pina／ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち」は特異な一本といえる。この部門で3D作品がノミネートされたのはおそらく初めてのことではないか。この10年の多種多様ぶりを見ると、この作品がもっとも受賞にふさわしい気もする。ヴィム・ヴェンダースという巨匠のネームバリューも得票に一役買うだろう。<br>
<br>
ただし、この部門でもっとも注目されるべきは「Paradise Lost 3: Purgatory」だ。ウェスト・メンフィス3と呼ばれる3人の囚人の物語を18年に渡って追い続けた執念の記録で、今回が3本目の映画となる。殺人事件の容疑者として逮捕された3人のティーンエイジャーが18年の投獄の末に出所する様を描く今回の映画は、これまでの映画の集大成と呼ぶべきもの。作り手たちの執念がオスカー像となって報われることになるだろう。<br>
<br>
◎ Paradise Lost 3: Purgatory
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   </content>
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   <title>[受賞予想] 長編アニメ映画賞はピクサー不在で混戦模様？</title>
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   <published>2012-02-26T23:29:21Z</published>
   <updated>2012-02-26T23:33:47Z</updated>
   
   <summary>長編アニメーション映画賞 ■ A Cat in Paris ■ Chico &amp; ...</summary>
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   </author>
   
      <category term="oscar" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://oscar-no-yukue.com/top/">
      <![CDATA[<strong>長編アニメーション映画賞</strong><br>
<br>
■ A Cat in Paris
<iframe width="400" height="233" src="http://www.youtube.com/embed/H7e07c52VWg" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
<br>
<br>
■ Chico & Rita
<iframe width="400" height="233" src="http://www.youtube.com/embed/ZTWxB9hRjwI" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
<br>
<br>
■ カンフー・パンダ2
<iframe width="400" height="233" src="http://www.youtube.com/embed/AX13fbSy3mo" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
<br>
<br>
■ 長ぐつをはいたネコ
<iframe width="400" height="233" src="http://www.youtube.com/embed/OvkGdzarffM" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
<br>
<br>
■ ランゴ
<iframe width="400" height="233" src="http://www.youtube.com/embed/9h-0_7-fwgw" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
<br>
<br>
長編アニメーション映画賞部門が設立されて今年で11年目。過去10回のうち6回でピクサー作品が受賞してきたが、今年はノミニーにピクサー作品の名前がない。スタジオのボス、ジョン・ラセター自らが監督した「カーズ2」が屈辱の候補落ちを喫し、これまで右肩上がりだったピクサーのブランドに少しだけ傷がついた。<br>
<br>
ピクサーの躓きを尻目に、業界2番手をひた走るライバル、ドリームワークス・アニメーションが2本の候補作を送り込んだ。「カンフー・パンダ2」と「長ぐつをはいたネコ」だ。どちらも興行では「カーズ2」に敵わなかったが、ついに作品のクオリティでライバル・ピクサーを上回る結果を出して見せた。<br>
<br>
業界第3勢力からノミネートの「ランゴ」は、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの監督×主演コンビが手がけたCGアニメだ。実写映画製作陣が作ったアニメということで、これまでのアニメ作品にはないユニークな持ち味が評価された。興行的にも成功し、前哨戦実績もNo.1だ。<br>
<br>
サプライズ候補となった2本の外国製アニメは、国内製のCGアニメとは対照的な手作り感が印象的だ。「A Cat in Paris」はフランス映画。「アーティスト」の勢いを借りて大逆転受賞なんてこともあるかも？ 「Chico & Rita」はスペイン製。こちらも独特の映像表現で新鮮な驚きを与えてくれる。ある意味「カーズ2」の落選はCGアニメ全盛に待ったをかける原点回帰の意思表示ととれなくもなく、作品賞部門の流れと一致する。もし作品賞と同じ流れで受賞作が決まるとすれば、どちらか一方が受賞してもおかしくない。<br>
<br>
とはいえ、やはり国内のナワバリ意識から外国作品が受賞するにはハードルが高く、それこそ投票者に対して知名度のあるミヤザキ作品くらいにならないと受賞は難しい。ここは素直に前哨戦実績通り「ランゴ」の受賞と予想するのが妥当だろう。<br>
<br>
◎ ランゴ
]]>
      
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   <title>[受賞予想] メーキャップ賞はファンタジーか？伝記映画か？</title>
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   <published>2012-02-26T18:15:05Z</published>
   <updated>2012-02-26T18:15:40Z</updated>
   
   <summary>メーキャップ賞 アルバート・ノッブス ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 マ...</summary>
   <author>
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   </author>
   
      <category term="oscar" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://oscar-no-yukue.com/top/">
      <![CDATA[<strong>メーキャップ賞</strong>
アルバート・ノッブス
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙

基本的には特殊メイクに対する評価が高い賞ではあるが、ファンタジー映画が圧倒的に強いわけではなく、「フリーダ」や「エディット・ピアフ～愛の讃歌～」など、伝記映画の受賞例も多い。今年もファンタジー映画と伝記映画の一騎討ちの様相だが、数少ない前哨戦でリードしたのは後者の「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」のほうだ。

「ハリー・ポッター」シリーズは意外やこの部門初めてのノミネート。最終作ということでこれまでの功績を評価されての得票だろう。このまま受賞まで突っ走る可能性は低くない。

一方の「～サッチャー」は大女優メリル・ストリープを実在の人物そっくりに仕立て上げた功績が光る。ヘアメイクに対する評価が高いのも得票の一因だ。

予想の材料に乏しいので、ここは前哨戦の結果通りに「～サッチャー」に一票。

◎ マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙]]>
      
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   <title>[受賞予想] 外国語映画賞は「別離」大本命も番狂わせあり？</title>
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   <published>2012-02-26T17:17:51Z</published>
   <updated>2012-02-26T17:19:48Z</updated>
   
   <summary>外国語映画賞 闇を生きる男（監督：Michael R. Roskam／ベルギー）...</summary>
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      <category term="oscar" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://oscar-no-yukue.com/top/">
      <![CDATA[<strong>外国語映画賞</strong><br>
闇を生きる男（監督：Michael R. Roskam／ベルギー）<br>
ぼくたちのムッシュ・ラザール（監督：Philippe Falardeau／カナダ）<br>
別離（監督： アスガー・ファルハディ／イラン）<br>
Footnote（監督：ヨセフ・シダー／イスラエル）<br>
In Darkness（監督：アニエスカ・ホランド／ポーランド）<br>
<br>
予想に入る前に、候補作品を簡単に解説しておこう。<br>
<br>
■ 闇を生きる男（監督：Michael R. Roskam／ベルギー）<br>
ある田舎町で畜産業を営むジャッキーは、期せずして精肉業者との不法な取引に手を染めるが、この取引を捜査していた警官が殺されたことで、ジャッキーの過去や秘密が暴かれていくことになる。昨年の東京国際映画祭で上映された問題作。<br>
<iframe width="400" height="233" src="http://www.youtube.com/embed/5fvLVNlMvus" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
<br>
<br>
■ ぼくたちのムッシュ・ラザール（監督：Philippe Falardeau／カナダ）<br>
モントリオールのある小学校。担任の先生の死に動揺する子供たちの前に風変わりな代用教員が現れ、彼らの心を癒していく。アルバトロス・フィルム、ザジフィルムズの配給で今夏日本公開予定。昨年、同部門にノミネートされたカナダ映画「灼熱の魂」と同じプロデューサーによる作品。
<iframe width="400" height="233" src="http://www.youtube.com/embed/5lkPWU1DIAA" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
<br>
<br>
■ 別離（監督： アスガー・ファルハディ／イラン）<br>
離婚の危機を迎えた夫婦。寝たきりの父の看病に若い妊婦ラジエーを雇ったナデルだったが、ラジエーのある過失を責めて突き飛ばした拍子に、彼女を流産させてしまう―。世界中で激賞され、40以上の映画賞に輝いたイラン映画の金字塔。ゴールデン・グローブ賞でも外国語映画賞を受賞。
<iframe width="400" height="233" src="http://www.youtube.com/embed/nW2CDFZyBCs" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
<br>
<br>
■ Footnote（監督：ヨセフ・シダー／イスラエル）<br>
宗教学を研究する父と子の間に突如訪れる軋轢。研究者としてはすっかり存在感を失っている父のもとに、ある日研究の功績を称える賞の受賞の知らせが届く。しかしそれは本来息子に送られるはずの知らせだったため、2人の間に隠れていたしこりが表面化していく。発表した作品すべてが外国語映画賞イスラエル代表に選ばれているヨセフ・シダー監督が描く悲劇。
<iframe width="400" height="233" src="http://www.youtube.com/embed/sfsn17MqkBo" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
<br>
<br>
■ ソハの地下水道（監督：アニエスカ・ホランド／ポーランド）<br>
ナチス占領下のポーランド。地下水道で働いていた男ソハは、ある日ゲットーからトンネルを掘って逃げてきたユダヤ人たちと遭遇し、彼らをかくまうことにする。「僕を愛したふたつの国／ヨーロッパ ヨーロッパ」でアカデミー賞脚色賞にノミネートされた実績を持つポーランドの女流監督アニエスカ・ホランドが描く第二次世界大戦の傷痕。アルバトロス・フィルム、クロックワークスの配給で今年9月に日本公開予定。
<iframe width="400" height="233" src="http://www.youtube.com/embed/F4xHKyLdTRQ" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
<br>
<br>
前哨戦で圧倒的な強さを見せた「別離」の受賞は堅いというのが大方の予想だが、外国語映画賞はサプライズのおきやすい部門だけに何が起きるかわからない。昨年こそ本命視されていた「未来を生きる君たちへ」が順当に受賞したが、06年の受賞作「善き人のためのソナタ」（本命は「パンズ・ラビリンス」）、07年の「ヒトラーの贋札」（本命は「ボーフォート　-レバノンからの撤退-」）08年「おくりびと（本命は「戦場でワルツを」）、09年「瞳の奥の秘密」（本命は「白いリボン」）と、4年連続で番狂わせを演出してきた。<br>
<br>
「別離」の前哨戦圧勝具合は06年の「パンズ・ラビリンス」を彷彿とさせるが、それだけでは受賞確実とは言い切れないのがこの部門の怖いところだ。<br>
<br>
同部門の傾向としては、とにかくナチスをモチーフにした作品が好まれやすい。近年だけでも、98年「ライフ・イズ・ビューティフル」、02年「名もなきアフリカの地で」、07年「ヒトラーの贋札」などが受賞しており、候補作も含めれば多数のタイトルが並ぶ。今年も「ソハの地下水道」がナチスをモチーフにした作品で、大本命逆転の可能性を秘めているといえる。<br>
<br>
また一方で、候補作に悲劇要素の濃い作品が揃うと、救いのある作品が受賞するケースも少なくない。08年の「おくりびと」はまさにこのケースで、今年でいえばカナダ代表の「ぼくたちのムッシュ・ラザール」が該当する。<br>
<br>
「別離」にとって有利な傾向は、その国独自の文化や問題が色濃く反映された映画が強いというものだ。前述「おくりびと」は言うまでもなく、黒人差別が残る南アフリカのスラム街を舞台とした05年の「ツォツィ」、ボスニア紛争の最前線を描いた「ノー・マンズ・ランド」、中国の文化が美しく描かれた「グリーン・デスティニー」など。「別離」もまたイラン独自の問題が悲劇の根底に巣食う作品だけに、この傾向にぴたりとはまる。<br>
<br>
番狂わせの可能性は少なからずあるが、それでも今年は「別離」が受賞するだろう。監督のアスガー・ファルハディはゴールデン・グローブ賞授賞式にてイラン国民の善良性を訴える熱烈なスピーチを行った。アカデミー賞授賞式でも重要なメッセージが発信されるに違いない。<br>
<br>
◎ 別離（監督： アスガー・ファルハディ／イラン）
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   <title>[受賞予想] 視覚効果賞は作品の質も大事！「猿の惑星」勝利か</title>
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   <published>2012-02-26T16:38:28Z</published>
   <updated>2012-02-26T16:39:38Z</updated>
   
   <summary>視覚効果賞 ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 ヒューゴの不思議な発明 リア...</summary>
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      <![CDATA[<strong>視覚効果賞</strong>
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
ヒューゴの不思議な発明
リアル・スティール
猿の惑星：創世記<ジェネシス>
トランスフォーマー ダークサイド・ムーン

この部門もただ視覚効果の技術に秀でているだけでは受賞できない。作品のクオリティが高くなければ受賞できず、「トランスフォーマー」シリーズは過去いずれも涙をのんでいるだけに、第3作となる今作も受賞は難しいだろう。

技術部門を席巻する「ヒューゴの不思議な発明」がここでも本命、と言いたいところだが、ここは前哨戦でもつよさを見せた「猿の惑星：創世記<ジェネシス>」が強い。作品の高評価はパフォーマンス・キャプチャー技術によって作り出された猿たちの演技に支えられたところが大きく、技術が作品のクオリティ向上に貢献した明確な事例ということで、得票しやすいだろう。

実はこの部門で受賞したことのない「ハリポタ」がシリーズ最終作でついに......というシナリオもないではないが、ここは猿たちのパワーの前に沈黙か。

◎ 猿の惑星：創世記<ジェネシス>]]>
      
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   <title>[受賞予想] 録音賞と音響編集賞は「ヒューゴ～」がセット受賞？</title>
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   <published>2012-02-26T16:32:02Z</published>
   <updated>2012-02-26T16:32:49Z</updated>
   
   <summary>録音賞 ドラゴン・タトゥーの女 ヒューゴの不思議な発明 マネーボール トランスフ...</summary>
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      <![CDATA[<strong>録音賞</strong>
ドラゴン・タトゥーの女
ヒューゴの不思議な発明
マネーボール
トランスフォーマー／ダークサイドムーン
戦火の馬

この部門はミュージカル映画かアクション大作が強い部門。ただしアクション大作の場合は、例えば「ボーン・アルティメイタム」や「キング・コング」「グラディエーター」など、作品の評価が高いことが前提となる。というわけで、批評家から酷評されている「トランスフォーマー／ダークサイドムーン」は受賞争いから一歩後退。

戦争映画の受賞例も多く、一昨年の「ハート・ロッカー」や「ブラックホーク・ダウン」「プライベート・ライアン」などが過去に受賞している。今年は「戦火の馬」がこれに当てはまり、有力候補の一角と見ていいだろう。

ただし、ここはクオリティムービーにして音の見せ場も多い大作でもある「ヒューゴの不思議な発明」が強い。おそらく主要部門で賞に絡めない分、技術部門に票が集まりそうな気配。音響編集賞とのセット受賞となる可能性が高いだろう。

◎ ヒューゴの不思議な発明


<strong>音響編集賞</strong>
ドライヴ
ドラゴン・タトゥーの女
ヒューゴの不思議な発明
トランスフォーマー／ダークサイドムーン
戦火の馬

ここ2年連続で録音賞受賞作と一致している音響編集賞部門。昨年は「インセプション」、一昨年は「ハート・ロッカー」が2つの賞をセットで受賞している。過去10年でのセット受賞例は4回で、前述2作品のほかには「ボーン・アルティメイタム」と「キング・コング」の例がある。4作品に共通しているのは、批評家からの評価が高く、かつアクションシーンの見せ場が多いこと。今年、録音賞部門で有力視される「ヒューゴの不思議な発明」はアクションシーンこそ多くはないが、音の活躍の場は豊富でセット受賞の可能性は高い。

ただ、両部門とも「戦火の馬」にとってかわられる可能性もある。作品評価の差で「ヒューゴ～」を上位にとるが、「戦火の馬」が両部門をセット受賞したとしても不思議はない。

◎ ヒューゴの不思議な発明]]>
      
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   <title>[受賞予想] 主題歌賞は1対1の対決も、「ザ・マペッツ」の圧勝か</title>
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   <published>2012-02-26T15:57:17Z</published>
   <updated>2012-02-26T15:58:35Z</updated>
   
   <summary>主題歌賞 &quot;Man or Muppet&quot;（ザ・マペッツ） &quot;Real in Ri...</summary>
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      <![CDATA[<strong>主題歌賞</strong>
"Man or Muppet"（ザ・マペッツ）
"Real in Rio"（ブルー 初めての空へ）

これまでは3～5作品がノミネートされていた同部門だが、今年は2作品のみとさみしい。しかも前哨戦で独走した「ザ・マペッツ」の"Man or Muppet"の勝利は堅く、予想面でも面白みはない。さらに授賞式での歌唱パフォーマンスもないかもしれないという噂で、どうにもアカデミーはこの部門を軽視していると思わざるを得ない。

今年、同部門には39曲が名乗りをあげ、中にはメアリー・J・ブライジが歌う「ヘルプ 心がつなぐストーリー」主題歌や、エルトン・ジョン（Gnomeo and Juliet）、エルビス・コステロ（One Day）など有名シンガーによる歌曲もあったが、アカデミーはそれら全てを選外とした。

もともとはマドンナ（ディック・トレイシー）やブルース・スプリングスティーン（フィラデルフィア）、ボブ・ディラン（ワンダー・ボーイズ）など知名度の高いシンガーの歌曲が受賞しやすい部門だったが、ある時期を境にその傾向はまったく逆転。06年にはビヨンセが歌う「ドリーム・ガールズ」の歌曲3曲がノミネートされるも受賞には至らずという、はっきりとした意思表示があった。

今回受賞間違いなしと言われる「ザ・マペッツ」の主題歌を歌うのは、俳優でミュージシャンでコメディアンのニュージーランド人、ブレット・マッケンジー。「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズにエルフ役として少しだけ出演しているようで、今年12月に公開される「ホビット 思いがけない冒険」にも出演しているようだ。

対する「ブルー 初めての空へ」は、「アイス・エイジ」シリーズのブルースカイ・スタジオ製作によるCGアニメで、日本では残念ながら劇場未公開だった。全米では1億4300万ドルを稼いだヒット作で、興収では「ザ・マペッツ」（8800万ドル）を大きく上回った。

アカデミー賞史上もっとも盛り上がりにかける主題歌賞ということになってしまいそうなのが残念だが、せめて授賞式ではマペットたちによるサポートで少しでも会場を和ませてほしいものだ。

◎ "Man or Muppet"（ザ・マペッツ）]]>
      
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   <title>[受賞予想] 作曲賞は外国人作曲家強し！「アーティスト」圧勝か</title>
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   <published>2012-02-26T15:27:00Z</published>
   <updated>2012-02-26T15:27:55Z</updated>
   
   <summary>作曲賞 ルドヴィック・ブールス（アーティスト） ジョン・ウィリアムズ（戦火の馬）...</summary>
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      <![CDATA[<strong>作曲賞</strong>
ルドヴィック・ブールス（アーティスト）
ジョン・ウィリアムズ（戦火の馬）
ジョン・ウィリアムズ（タンタンの冒険／ユニコーン号の秘密）
ハワード・ショア（ヒューゴの不思議な発明）
アルベルト・イグレシアス（裏切りのサーカス）


今回2作品でノミネートされたジョン・ウィリアムズは、通算ノミネート数を47に伸ばした。これはウォルト・ディズニーに次ぐ史上2番目の記録。受賞はこれまで5回（71年「屋根の上のバイオリン弾き」、75年「ジョーズ」、77年「スター・ウォーズ」、82年「E.T.」、93年「シンドラーのリスト」）を誇るが、93年以降は受賞から遠ざかっている。今回の対象作「戦火の馬」と「タンタンの冒険」はどちらもウィリアムズらしいメロディアスなスコアが印象的だが、これまでの受賞作ほどのインパクトはない。2作品での候補ということで票割れの可能性もあり、厳しい戦いを強いられそうだ。

この部門の大本命は「アーティスト」でハリウッド無声映画時代の映画音楽を甦らせたフランス人作曲家、ルドヴィック・ブールス。前哨戦でも圧倒的な強さを見せ付けており、他候補につけいる隙は見当たらない。

同部門の近年の受賞者を見ると、「スラムドッグ＄ミリオネア」のA・R・ラフマーン（インド）や「ブロークバック・マウンテン」「バベル」のグスターボ・サンタオラヤ（アルゼンチン）、「つぐない」のダリオ・マリアネッリ（イタリア）、「ネバーランド」のヤン・A・P・カチュマレク（ポーランド）、「グリーン・デスティニー」のタン・ドゥン（中国）など、国際色豊かな顔ぶれが並ぶ。フランス人のブールスにとっては心強いデータだ。

スペイン人作曲家アルベルト・イグレシアス（裏切りのサーカス）がサプライズ候補となったのも、この部門がインターナショナルに活躍する作曲家を意図的に掬い上げている証拠といえるかもしれない。そのイグレシアスも今年は母国の巨匠にして盟友であるペドロ・アルモドヴァルの新作「私が、生きる肌」のスコアも担当しており、2作合わせての評価が期待できる。このメンバーの中では2番手の評価が出来るだろう。

◎ ルドヴィック・ブールス（アーティスト）]]>
      
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   <title>[受賞予想] 衣装デザイン賞は女傑2人の隠れた争いが焦点</title>
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   <published>2012-02-26T15:12:19Z</published>
   <updated>2012-02-26T15:13:06Z</updated>
   
   <summary>衣装デザイン賞 リジー・クリストル（Anonymous） マーク・ブリッジス（ア...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://oscar-no-yukue.com/top/">
      <![CDATA[<strong>衣装デザイン賞</strong>
リジー・クリストル（Anonymous）
マーク・ブリッジス（アーティスト）
サンディ・パウエル（ヒューゴの不思議な発明）
マイケル・オコナー（ジェーン・エア）
アリアンヌ・フィリップス（W.E.）

この部門で猛威を振るう2人の女傑がいる。サンディ・パウエルとコリーン・アトウッドだ。この10年を振り返ると、02年アトウッド（シカゴ）、04年パウエル（アビエイター）、05年アトウッド（SAYURI）、09年パウエル（ヴィクトリア女王）、10年アトウッド（アリス・イン・ワンダーランド）と、実に半分を2人で分け合っている状況だ。
そして今年、またサンディ・パウエルが有力作「ヒューゴの不思議な発明」でノミネートされている。

昨年、「テンペスト」でノミネートされるもアトウッドに破れたパウエルだけに、今年は星を取り戻したいところ。実際、技術部門総ナメもありうる「ヒューゴ～」ならば、パウエルのネームバリューで受賞までこぎつける可能性は低くない。

前哨戦を終始リードしたのは「アーティスト」。ただし、最重要の組合賞は伏兵「W.E.」（マドンナ監督）が受賞した。前哨戦はサンプル数が少ないのであまり参考にならないが、組合賞の結果を見る限り、混戦模様といえそうだ。
本命視される「アーティスト」の衣装を手がけたのは、アメリカ人衣装デザイナー、マーク・ブリッジス。ポール・トーマス・アンダーソンやデヴィッド・O・ラッセルの作品を手がけてきたベテランで、今回がオスカー初ノミネートとなる。同部門ではピリオド劇の衣装が評価されやすい傾向にあるので、ファンタジー色の強い「ヒューゴ～」に比べて有利だ。パウエルのネームバリューを振り切って受賞にこぎつけたいところだが......。

パウエルはここで取りこぼすと痛い。なぜならライバルのアトウッドが来年「ダーク・シャドウズ」「Snow White and the Huntsman」という2本の強力ラインナップで反撃に出るからだ。今年受賞してこの10年での星を五分に戻しておきたいところだが、果たして。

◎ サンディ・パウエル（ヒューゴの不思議な発明）]]>
      
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   <title>[受賞予想] 美術賞は「ヒューゴ～」が断然有利も「ハリポタ」逆転ある？</title>
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   <published>2012-02-26T14:00:20Z</published>
   <updated>2012-02-26T14:01:09Z</updated>
   
   <summary>美術賞 ローレンス・ベネット、ロバート・グールド（アーティスト） スチュアート・...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://oscar-no-yukue.com/top/">
      <![CDATA[<strong>美術賞</strong>
ローレンス・ベネット、ロバート・グールド（アーティスト）
スチュアート・クレイグ、ステファニー・マクミラン（ハリー・ポッターと死の秘宝Part2）
ダンテ・フェレッティ、フランチェスカ・ロシアーヴォ（ヒューゴの不思議な発明）
アン・サイベル、Helene Dubreuil（ミッドナイト・イン・パリ）
リック･カーター、リー・サンデイルス（戦火の馬）

ここは前哨戦で圧勝の「ヒューゴの不思議な発明」が強い。ダンテ・フェレッティとフランチェスカ・ロシアーヴォは、05年「アビエイター」、08年「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」で2度オスカーを受賞している名コンビだ。

この部門は毎年ファンタジー映画とピリオド（歴史）映画が交互に賞を分け合っているが、「ヒューゴ～」はその両方の要素を持っているだけに、この部門にぴったりの映画。受賞は揺るがないだろう。

紛れがあるとすれば、シリーズ最終章となる「ハリー・ポッターと死の秘宝Part2」の逆転受賞か。シリーズ8作品のうち4作品で同賞にノミネートされたが、まだ受賞には至っていない。最後くらいは......という意識が会員に働けば、奇跡のマジックがおきるかもしれない。

◎ ダンテ・フェレッティ、フランチェスカ・ロシアーヴォ（ヒューゴの不思議な発明）]]>
      
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   <title>[受賞予想] 編集賞は「アーティスト」本命も気になる不安材料あり</title>
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   <published>2012-02-26T13:29:39Z</published>
   <updated>2012-02-26T13:36:15Z</updated>
   
   <summary>編集賞 ミシェル・アザナヴィシウス、アン＝ソフィー・ビオン（アーティスト） ケヴ...</summary>
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      <category term="oscar" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://oscar-no-yukue.com/top/">
      <![CDATA[<strong>編集賞</strong>
ミシェル・アザナヴィシウス、アン＝ソフィー・ビオン（アーティスト）
ケヴィン・テント（ファミリー・ツリー）
カーク・バクスター、アンガス・ウォール（ドラゴン・タトゥーの女）
セルマ・スクーンメイカー（ヒューゴの不思議な発明）
クリストファー・テレフセン（マネーボール）

この部門の予想は消去法がわかりやすい。

まず「ドラゴン・タトゥーの女」だが、このコンビは昨年「ソーシャル・ネットワーク」で受賞したばかり。主要部門ほど過去の受賞歴を気にする必要はないが、昨年受賞したばかりというのはさすがに割り引いて考えたほうがいい。また、この部門は作品賞と直結することも多いので、対象作が作品賞に挙がっていないのは大きなマイナスだ。

「マネーボール」は前哨戦で目立った実績を残しておらず、作品賞部門でも受賞争いから外れているだけに推しづらい。

「ヒューゴの不思議な発明」は技術賞部門での活躍が期待されており、この部門も当然有力視されている。ただし、ノミニーのセルマ・スクーンメイカーはすでに3度の受賞経験あり。これは同部門の最多タイで、今回受賞となれば単独首位となるだけに、会員たちもさすがに投票に慎重にならざるを得ないだろう。

「ファミリー・ツリー」は組合賞ドラマ部門で受賞。ノミニーのケヴィン・テントは初期からアレクサンダー・ペイン作品の編集を担当してきた職人で、意外や今回が初ノミネートとなる。ペイン作品は目立ったカメラワークやカット割り不在で編集者の腕が伝わりにくいが、実は熟練の技がペイン作品の独特のリズムと多幸感を表していることがわかる。ただ、近年のオスカー受賞作を見ると、やはりスピーディーな編集がトレンドになっており、ペイン作品のリズムが評価されるとは考えにくい。

というわけで残った「アーティスト」が本命だが、この作品にも不安要素がある。ノミニーに監督のミシェル・アザナヴィシウスが登録されていることだ。アメリカでは、映画の監督が編集監督を兼ねることを、編集監督組合が認めていない。そのため、コーエン兄弟などはロデリック・ジェインズという偽名を使って編集監督を務めているが、そのジェインズも組合からの反発により（？）オスカーは受賞できずにいる。過去30年ほどのデータを遡ってみても、映画の監督が編集賞を受賞している例はなく、84年のデヴィッド・リーン（インドへの道）と、前述のロデリック・ジェインズ（96年「ファーゴ」07年「ノーカントリー」）がノミネートされた例があるくらいだ。組合賞で受賞しているところを見ると、フランス映画の「アーティスト」に対しては何の反発もないようだが、もしかすると受賞を逃す可能性もある。

◎ ミシェル・アザナヴィシウス、アン＝ソフィー・ビオン（アーティスト）
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   <title>[受賞予想] 撮影賞は大本命エマニュエル・ルベツキに黄信号？</title>
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   <published>2012-02-25T16:16:08Z</published>
   <updated>2012-02-25T16:17:04Z</updated>
   
   <summary>撮影賞 ギョーム・シフマン（アーティスト） ジェフ・クローネンウェス（ドラゴン・...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://oscar-no-yukue.com/top/">
      <![CDATA[<strong>撮影賞</strong>
ギョーム・シフマン（アーティスト）
ジェフ・クローネンウェス（ドラゴン・タトゥーの女）
ロバート・リチャードソン（ヒューゴの不思議な発明）
エマニュエル・ルベツキ（ツリー・オブ・ライフ）
ヤヌス・カミンスキー（戦火の馬）

前哨戦で圧倒的な強さを見せた「ツリー・オブ・ライフ」がオスカー受賞の一番手。エマニュエル・ルベツキはこれまで4度候補に挙がるも受賞経験はなく、そろそろ順番。傑作「トゥモロー・ワールド」での雪辱を晴らし、ぜひ受賞していただきたい。

ただし、ルベツキにとって嫌なデータは、今年受賞した撮影監督組合賞が実はそれほどオスカーとの直結度が高くないということだ。過去10年で5回しか一致しておらず、他の組合賞と比べると直結度はかなり低い。しかも過去一致しなかった5回のうち1回がルベツキ本人によるもの（06年の「トゥモロー・ワールド」）だ。

また、近年の同部門がやや技術志向なのも気になるところだ。この2年の受賞は「インセプション」「アバター」で、特殊効果を絡めた最新技術による撮影が評価されている。自然が生み出す美しい表情を感覚的に捉えた「ツリー・オブ・ライフ」の撮影手法は、この流れに反している。

もし技術偏重の流れが続くのであれば、受賞するのは「ヒューゴの不思議な発明」だろう。3D撮影による最新技術の導入、ファンタジックな色彩、スコセッシ流の多彩なカメラワークは見どころ満載で、評価の対象として打ってつけだ。ロバート・リチャードソンは「JFK」「アビエイター」で2度オスカーを受賞しているが、技術賞部門では過去にいくつオスカー像をもらっていても得票の妨げにはならない。

「アーティスト」も有力だが、モノクロ撮影は09年に組合賞を受賞した「白いリボン」がオスカーを逃した例がある。このときは有力視された外国語映画賞も逃したことから、単純に作品人気が反映されたようにも見えるが、やはり近年の流れからするとモノクロ撮影は得票が難しいといわざるをえない。

技術的な面でいえば「ドラゴン・タトゥーの女」の受賞も十分にありうる。昨年「ソーシャル・ネットワーク」で惜しくも受賞を逃したジェフ・クローネンウェスが2年連続でノミネートされたのも、同部門の技術志向を裏付けるものだ。

ルベツキにとっては悲劇だが、近年の流れは彼向きのものではない。受賞するのはロバート・リチャードソン（ヒューゴの不思議な発明）かジェフ・クローネンウェス（ドラゴン・タトゥーの女）だろう。どちらが受賞してもおかしくないが、技術賞部門を席巻しそうな前者が有利と見る。

◎ ロバート・リチャードソン（ヒューゴの不思議な発明）
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   <title>[受賞予想] 脚色賞は5作品全てにチャンスありの大混戦</title>
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   <published>2012-02-25T15:11:48Z</published>
   <updated>2012-02-25T15:13:08Z</updated>
   
   <summary>脚色賞 アレクサンダー・ペイン、ナット・ファクソン、ジム・ラッシュ（ファミリー・...</summary>
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      <category term="oscar" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://oscar-no-yukue.com/top/">
      <![CDATA[<strong>脚色賞</strong>
アレクサンダー・ペイン、ナット・ファクソン、ジム・ラッシュ（ファミリー・ツリー）
アーロン・ソーキン、スティーヴン・ザイリアン（マネーボール）
ジョン・ローガン（ヒューゴの不思議な発明）
ブリジット・オコナー、ピーター・ストローガン（裏切りのサーカス）
ジョージ・クルーニー、グラント・ヘスロフ、ボー・ウィルソン（スーパー・チューズデー 正義を売った日）

この部門も大混戦だ。下馬評で有力視されているのは「ファミリー・ツリー」と「マネーボール」だが、どちらのノミニーもつい最近オスカー受賞経験があり、得票の妨げになる恐れがある。「マネーボール」のアーロン・ソーキンは昨年「ソーシャル・ネットワーク」で受賞したばかりなので、特にその危険性が高い。「ファミリー・ツリー」のアレクサンダー・ペインも前作「サイドウェイ」で受賞。8年前のこととはいえ、2作連続という意味ではアーロン・ソーキンと同じ立場だ。

「マネーボール」はさらにスティーヴン・ザイリアンという名脚本家との共同名義で、そのザイリアンも93年に「シンドラーのリスト」で同賞を受賞している。受賞経験が足かせになるとすれば、「マネーボール」のほうが不利というわけだ。

ただし、スティーヴン・ザイリアンは今年、「ドラゴン・タトゥーの女」の脚色も務め、高く評価されている。こちらではノミネートされなかった分、2作合わせての評価で得票が期待できる。

前哨戦をリードしたのは「マネーボール」だ。最重要のWGAこそ「ファミリー・ツリー」が制したが、「マネーボール」はBFCAほか多くの批評家賞でライバルに競り勝っている。ただし、実績の差はそれほどなく、どちらも互角といっていい。

順当ならこの2作品の争いだが、他3作品にも逆転のチャンスはある。受賞経験者への票が滞れば、「グラディエーター」「アビエイター」でノミネート経験がありながら未だ無冠のジョン・ローガン（ヒューゴの不思議な発明）に票が流れる可能性は十分だし、英国アカデミー賞で脚色賞を受賞した「裏切りのサーカス」も不気味な存在だ。そして「スーパー・チューズデー 正義を売った日」もジョージ・クルーニー人気で票が集まる可能性がある。

予想は「マネーボール」。まったく映画向きでない原作を映画として再構築した功績は大きい。ソーキンもザイリアンも2つのオスカー像に値する名脚本家だ。

◎ アーロン・ソーキン、スティーヴン・ザイリアン（マネーボール）]]>
      
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