マーク・フォースター監督「The Kite Runner」前評判上々!
「ネバーランド」を作品賞候補に送り込んだマーク・フォースター監督最新作「The Kite Runner」がシカゴ映画祭で上映され、有名映画評論家ロジャー・エバートおよびVariety誌が絶賛している。
エバートによれば、「The Kite Runner」は愛すべきピュアな作品。映画を魅力的にするのは役者の知名度でも、特殊効果でもないことを教えてくれるとのこと。また、Variety誌は、ファンの多いベストセラー小説の映画化である本作が、全ての原作ファンを満足させる出来にあると太鼓判を押す。
本作はもともとの予定を遅らせて12月14日に全米公開されることが決まっているが、これはアカデミー賞を視野に入れた戦略ではなく、映画に出演する子供たちの学校が終業するのを待つのが理由だと言う。というのも、映画には少年が性的虐待を受けるシーンが含まれており、これが少年たちを危険に晒す可能性があるため、学校の終業と同時に少年たちをアフガニスタンから脱出させる計画とのこと。この人道的な行いがアカデミー会員の耳に届けば映画にとってプラス要因になる?