#第93回アカデミー賞 全部門予想
【作品賞】
ここ数年、本当に予想が難しくなっていますが、今年は迷うことなく「ノマドランド」に◎です。史上初となるヴェネチア&トロント2冠など、前哨戦では他をまったく寄せ付けない圧勝。一応、◯▲印も打ちましたが、番狂わせはないでしょう。 pic.twitter.com/QXrq8sJyFd— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) April 25, 2021
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【監督賞】
全23部門中、もっとも堅いのがこの部門でしょう。前哨戦では、かつて例を見たことがないほどクロエ・ジャオに票が集中。ほぼ全ての賞を独占しました。ジャオが女性として史上2人目となる監督賞受賞の快挙を成し遂げるのは間違いありません。 pic.twitter.com/dZ38fnIJSf— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) April 25, 2021
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【主演男優賞】
故チャドウィック・ボーズマンが受賞すれば、授賞式のハイライトとなることは間違いありません。最大のライバルは前哨戦で激戦を繰り広げたリズ・アーメッドというのが下馬評ですが、個人的にはキャリアベストの演技を見せたホプキンスを推します。 pic.twitter.com/lavrnYu4vl— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) April 25, 2021
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【主演女優賞】
最も予想が難しいのがこの部門。主要前哨戦は結果がすべて割れて完全な三つ巴状態です。受賞すれば3度目となるマクドーマンドですが、彼女にその資格があることは明らか。プロデューサーとして作品を導いた功績も含め、支持票が集まると予想します。 pic.twitter.com/9qh1YWc08f— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) April 25, 2021
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【助演男優賞】
前哨戦の前半戦を制したのはポール・レイシーでしたが、「Judas and the Black Massiah」が遅ればせながら参戦すると、そこからはダニエル・カルーヤの独壇場。主要賞を総なめしました。2度目のノミネートでのオスカー初受賞はほぼ当確でしょう。 pic.twitter.com/92eMK9wuvQ— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) April 25, 2021
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【助演女優賞】
前哨戦をリードしたユン・ヨジョンが受賞すれば、アジア人女性として史上2人目の演技賞受賞者となります。約半世紀ぶりの快挙となるだけに話題性たっぷりで、アカデミー協会が掲げる“多様性”のテーマにも合致。役柄、演技も受賞に相応しいものでした。 pic.twitter.com/jqQKDKOxQD— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) April 25, 2021
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【脚本賞】
「シカゴ7裁判」の下馬評が高いですが、前哨戦では「プロミシング・ヤング・ウーマン」の方が好成績を残しています。実績豊富な大ベテランが手がけた「シカゴ〜」よりも、気鋭の女性脚本家が手がけた「プロミシング〜」に票が集まりやすいと予想します。 pic.twitter.com/Mf8GfwUsm1— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) April 25, 2021
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【脚色賞】
この10年で作品賞受賞作が脚本・脚色賞を受賞しなかったのはわずかに2例(「アーティスト」「シェイプ・オブ・ウォーター」)というのは、作品賞受賞を確実視される「ノマドランド」には心強いデータ。ただ、主要前哨戦は結果が割れており混戦模様です。 pic.twitter.com/lSnKZHwyyr— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) April 25, 2021
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【撮影賞】
CGを絡めた技巧的な作品が受賞しやすい近年の傾向に合致するのは、技術の粋を尽くしたモノクロ映像で当時のフィルム感を再現した「Mank マンク」。雄大な自然を美しく切り取り、前哨戦をリードした「ノマドランド」を逆転すると予想します。 pic.twitter.com/VYm5VNAA7u— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) April 25, 2021
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【編集賞】
戦争映画やアクション映画など、カット数の多い作品が強い傾向は20年以上変わらず。今年も傾向どおり「シカゴ7裁判」と「サウンド・オブ・メタル」が前哨戦をリードしましたが、情報量が半端ないソーキン脚本を編集で見せきった前者が有利と見ます。 pic.twitter.com/3zUozi9Coe— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) April 25, 2021
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【美術賞】
過去10年、衣装デザイン賞との一致率は50%。今年は両部門とも「Mank」vs「マ・レイニー」の様相で、どちらかが独占するのか、賞を分け合うのかが予想のポイントです。この部門では、業界人に馴染み深い小道具やセットが多数登場する前者が有利でしょう。 pic.twitter.com/20Br1lSUfe— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) April 25, 2021
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【衣装デザイン賞】
時代を彩った歌姫の色鮮やかな衣装を再現した「マ・レイニー」が前哨戦をリード。ライバルは美術賞部門でも争う「Mank」ですが、この部門ではファンタジー要素も大きな加点ポイントとあって、「ムーラン」にも受賞のチャンスがあります。 pic.twitter.com/rGhO5kGAPu— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) April 25, 2021
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【作曲賞】
この道35年の大ベテラン、ジェームズ・ニュートン・ハワード(この茫漠たる荒野で)の初受賞を期待したいところですが、大本命「ソウルフル・ワールド」の勢いは止められそうにありません。トレント・レズナー&アティカス・ロスが2度目の受賞に王手です。 pic.twitter.com/FTGA4kluxx— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) April 25, 2021
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【主題歌賞】
前哨戦をリードしたのは美しい旋律で力強いメッセージを発信する“Speak Now”ですが、重要賞ゴールデン・グローブ賞で“Seen”が一矢を報いました。楽曲を手がけたダイアン・ウォーレンは「アルマゲドン」主題歌などで6度候補も無冠。初受賞が期待されます。 pic.twitter.com/mlchiGwxJQ— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) April 25, 2021
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【メイクアップ&ヘアスタイリング賞】
過去10年の受賞作のうち半分が実在の人物を描く作品というデータ、およびこの部門で初めてアフリカ系アメリカ人のノミニーを輩出したという快挙は、「マ・レイニーのブラックボトム」にとっては大きな追い風になるでしょう。 pic.twitter.com/wXzmT5K7Sa— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) April 25, 2021
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【音響賞】
昨年まで録音賞、音響編集賞と2つに分かれていたのが1つにまとめられて、新たに音響賞が生まれました。となれば当然、録音と音響編集のどちらが重視されるのか?が気になるところ。前者なら「サウンド〜」、後者なら「グレイハウンド」が受賞するでしょう。 pic.twitter.com/sKvo2mu87h— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) April 25, 2021
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【視覚効果賞】
たったの2部門候補と過小評価された「TENET」が受賞するとしたら、ここしかありません。ノーラン監督作は過去「インセプション」と「インターステラー」が受賞している相性のいい部門だけに、せめて1部門だけでも…という期待も込めての◎です。 pic.twitter.com/vutsSMf7tc— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) April 25, 2021
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【国際長編映画賞】
過去10年の受賞作には、ポン・ジュノ、キュアロン、ファルハディ、ハネケなど国際的な評価を確立している巨匠の作品がズラリ。ネームバリューがモノを言う傾向からすると、トマス・ヴィンターベア監督の「アナザーラウンド」本命は揺るぎません。 pic.twitter.com/nYPTQBkMDV— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) April 25, 2021
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【長編ドキュメンタリー映画賞】
この世相のなか、タコと友だちになる中年男の姿を描く異色作が大本命という事実に何とも言えぬユーモアを感じずにいられません。ともあれ、この異色作、本当に風変わりでハラハラする良作なので、票が集まるのも納得です。 pic.twitter.com/QtD8gjXXbq— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) April 25, 2021
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【長編アニメーション映画賞】
この部門で無双のピクサーが2本という時点で他候補には気の毒としか言いようがない今年ですが、やはり王者の一角「ソウルフル・ワールド」が順当に戴冠となりそうです。前哨戦で唯一対抗した「ウルフウォーカー」がどこまで迫れるか。 pic.twitter.com/Xi6tHftySa— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) April 25, 2021
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【短編実写映画賞】
オスカー・アイザックが主演する「The Letter Room」、障害者との出会いを描く「Feeling Through」にも心惹かれますが、タイムリープというファンタジックな手法で人種間の埋めがたい溝を描く「隔たる世界の2人」が優位に立っています。 pic.twitter.com/VHwfFNhX6Y— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) April 25, 2021
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【短編ドキュメンタリー映画賞】
飢饉、人種差別、香港の民主化デモなど、現代社会が持つ問題を直視した候補作が並びました。「Hunger〜」以外はWebで視聴可能なので鑑賞しましたが、芸術性も含めて評価されそうな「ラターシャ〜」はNetflixで観られるのも有利です。 pic.twitter.com/TKoDS77bF4— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) April 25, 2021
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【短編アニメーション映画賞】
人気面ではピクサー「夢追いウサギ」に分がありそうですが、Netflix配信の「愛してる〜」が表現の芸術性やメッセージ性から頭一つ抜けていると言えそうです。ということで、ユクエ予想どおりなら短編賞は3つともNetflixという結果に…。 pic.twitter.com/cU9l0w8azU— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) April 25, 2021