「I’m Not There」ケイト・ブランシェットが主演部門にスイッチ?
「I’m Not There」でボブ・ディランを演じたケイト・ブランシェットが、有力視されている助演部門から主演部門にスイッチするという噂がまことしやかに囁かれている。監督のトッド・ヘインズが、ブランシェットは映画に40分以上も出演しているのだから主演扱いがふさわしい、と発言したのを受けてのもの。
ただ、配給のワインスタイン・カンパニーはこのスイッチには消極的で、ブランシェットにとって最良の戦略ではない、とコメントしているようだ。このあたりの判断はさすがにアカデミー賞戦略に長けたワインスタインというべきか。