[2007 Precursors] ゴッサム賞結果発表!
作品賞を受賞したのは、ショーン・ペン監督「Into The Wild」。最多ノミネート「Great World of Sound」を破っての受賞となった。ブレイクスルー演技賞は「Juno」のエレン・ペイジが受賞。ペイジはインディペンデント・スピリット賞にもノミネートされており、現時点で一歩抜け出した印象。他、ドキュメンタリー映画賞は下馬評通り「シッコ」が受賞。そのまま独走となるのか。
第17回ゴッサム賞 結果
■ 作品賞
Into the Wild(パラマウント・ヴァンテージ/監督ショーン・ペン)
■ ブレイクスルー監督賞
クレイグ・ゾベル(Great World of Sound)
■ ブレイクスルー演技賞
エレン・ペイジ(Juno)
■ アンサンブル演技賞
Before the Devil Knows You’re Dead
■ ドキュメンタリー映画賞
シッコ(ワインスタイン・カンパニー)
■ 未公開映画賞
Frownland
Great World of Sound
[10/24 ノミネーション発表]
さて、前哨戦一発目となるゴッサム賞ノミネーションの発表。インディ系作品のみを対象とした賞だが、毎年いくつかのアカデミー賞候補を送り込んでいるので軽視は禁物だ。
レコード業界の裏側を描いたコメディ「Great World of Sound」が最多3部門でノミネート。思わぬ伏兵に屈する形にはなったが、「Into the Wild」「Margot at the Wedding」ら下馬評高い作品も作品賞候補に挙がった。躍進著しいフォックス・サーチライトからは「その名にちなんで」が作品賞ノミネート。「Juno」「The Savages」は作品賞候補から漏れた。
第17回ゴッサム賞
■ 作品賞
Great World of Sound(マグノリア・ピクチャーズ/監督:クレイグ・ゾベル)
I’m Not There(ワインスタイン・カンパニー/監督:トッド・ヘインズ)
Into the Wild(パラマウント・ヴァンテージ/監督ショーン・ペン)
Margot at the Wedding(パラマウント・ヴァンテージ/監督ノア・バウムバック)
その名にちなんで(フォックス・サーチライト/監督:ミーラー・ナーイル)
■ ブレイクスルー監督賞
リー・アイザック・チャン(Munyurangabo)
ステファン・ガウガー(Owl and the Sparrow)
ジュリア・ロクテフ(Day Night Day Night)
デヴィッド・フォン・アンケン(Seraphim Falls)
クレイグ・ゾベル(Great World of Sound)
■ ブレイクスルー演技賞
エミール・ハーシュ(Into the Wild)
キーン・ホリデイ(Great World of Sound)
エレン・ペイジ(Juno)
ジェス・ウェイクスラー(Teeth)
ルイーザ・ウィリアムス(Day Night Day Night)
■ アンサンブル演技賞
Before the Devil Knows You’re Dead
The Last Winter
Margot at the Wedding
The Savages
Talk to Me
■ ドキュメンタリー映画賞
The Devil Came on Horseback(インターナショナル・フィルム・サーキット)
Jimmy Carter Man from Plains(ソニー・ピクチャーズ・クラシックス)
My Kid Could Paint That(ソニー・ピクチャーズ・クラシックス)
シッコ(ワインスタイン・カンパニー)
Taxi to the Dark Side(シンクフィルム)
■ 未公開映画賞
August the First
Frownland
Loren Cass
Mississippi Chicken
Off the Grid: Life on the Mesa