「つぐない」大絶賛!作品賞候補 LOCK!!!!!
早くから今年のアカデミー賞作品賞戦線の有力候補と目されていたジョー・ライト監督の「つぐない」(原題:Atonement)が全米公開され、批評家からの絶賛を勝ち取った。“完璧な原作から完璧な映画が生まれる珍しい例”“「イングリッシュ・ペイシェント」に劣らない傑作”と絶賛評は後を絶たない。Newsweek、Rolling Stone、Variety、Empire、Washington Post、Wall Street Journal、Chicago Reader、Chicago Sun-Times、New York Post、Los Angeles Times、San Francisco Chronicleらがこぞって満点評価。他紙もそれに次ぐ高評価を与えている。
キャストでは、ナイトレイ、マカヴォイの主演コンビのほかに、ロモーラ・ガライの深みある感情表現に高い評価が集まっている。同作では共演のセルシャ・ローナンの下馬評が高かったが、助演女優部門の有力候補はガライということになりそうだ。
期待に違わぬ高評価を獲得したことで、アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、助演女優賞、脚色賞、撮影賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞、作曲賞でノミネートされる可能性が出てきた。特に作品賞はノミネート当確と言っていいだろう。オスカー向きの題材からして、受賞の大本命であるとも言えそうだ。