[2007 Precursors] ワシントンD.C.は「ノーカントリー」へ!
まだ若い賞ということもあり注目度は今ひとつ。ここ3年は「エターナル・サンシャイン」「ミュンヘン」「ユナイテッド93」に作品賞を授与と、アカデミー賞との直結度は高くない。
「ノーカントリー」はこれでNBR、ボストンに続き3冠目。LA、NYオンラインを制した「There Will Be Blood」と一騎打ちの様相を呈している。主演男優賞はジョージ・クルーニーがNBRに続いて2冠目。一昨年に続く2度目の受賞も現実味を帯びてきた。脚色賞部門でようやく登場の「Charlie Wilson’s War」。賞レース序盤で大きく出遅れたが、今後の巻き返しはあるのか。
ワシントンDC映画批評家協会賞
■ 作品賞
ノーカントリー(監督:ジョエル&イーサン・コーエン/パラマウント・ヴァンテージ)
■ 監督賞
ジョエル&イーサン・コーエン(ノーカントリー)
■ 主演男優賞
ジョージ・クルーニー(Michael Clayton)
■ 主演女優賞
ジュリー・クリスティ(Away from Her)
■ 助演男優賞
ハヴィエル・バルデム(ノーカントリー)
■ 助演女優賞
エイミー・ライアン(Gone Baby Gone/Before the Devil Knows You’re Dead)
■ ブレイクスルー演技賞
エレン・ペイジ(Juno)
■ アンサンブル演技賞
ノーカントリー
■ 脚本賞
ディアブロ・コディ(Juno)
■ 脚色賞
アーロン・ソルキン(Charlie Wilson’s War)
■ 美術賞
ダンテ・フェレッティ(スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師)
■ アニメーション映画賞
レミーのおいしいレストラン
■ 外国語映画賞
潜水服は蝶の夢を見る(フランス)
■ ドキュメンタリー映画賞
シッコ