ワインスタイン・カンパニーがWGAと協定結ぶ
WGAは一向に解決の糸口すら見えてこないAMPTPとの交渉をあきらめ、各スタジオとの直接交渉に乗り出している。その交渉第1弾として先週決着を見たUA(ユナイテッド・アーチスツ)との協定は、WGAにとってスト決行後に勝ち取った初めての輝かしい勝利となった。そして昨日、今度はワインスタイン・カンパニーがUAとほぼ同様の内容でWGAと協定を結んだという。これにより、ワインスタイン・カンパニーは、棚上げになっていた大作「Nine」の脚本製作作業を再開することが出来る。「Nine」は、「シカゴ」のロブ・マーシャル監督、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ハヴィエル・バルデム、ペネロペ・クルス、マリオン・コティヤールなどの出演が決定しているミュージカルで、当然アカデミー賞戦線での活躍が期待されている。