[最終受賞予想] 衣装デザイン賞
「つぐない」と「スウィーニー」の一騎打ち?
アルバート・ウォルスキー (Across the Universe)
◎ジャクリーン・デュラン (つぐない)
▲アレクサンドラ・バーン (エリザベス:ゴールデン・エイジ)
マリット・アレン (エディット・ピアフ/愛の賛歌)
○コリーン・アトウッド (スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師)
歴史モノが圧倒的に強い衣装デザイン賞部門。今年も「エリザベス:ゴールデン・エイジ」を筆頭に時代劇が軒並みノミネートされている。美術賞部門でも書いたように、この部門は美術賞とセットで評価される傾向がある。美術賞と同時ノミネートされている「つぐない」と「スウィーニー・トッド」が優位に立つ。ノミニーの知名度と実績なら断然後者のコリーン・アトウッドだが、アトウッドは06年に「SAYURI」で受賞したばかり。今回は「プライドと偏見」に続いて2度目の候補となるジャクリーン・デュランの順番だろう。