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[最終受賞予想] 助演女優賞

アカデミー賞 記事:2008.02.21

横一線の大激戦を抜け出すのは?
◎ケイト・ブランシェット(アイム・ノット・ゼア)
 ルビー・ディー(アメリカン・ギャングスター)
 エイミー・ライアン(Gone Baby Gone)
▲ティルダ・スウィントン(フィクサー)
○セルシャ・ローナン(つぐない)
前哨戦で圧倒的な強さを見せたエイミー・ライアンがスタートから独走。他候補を10馬身以上つき離す大逃げを見せたが、4コーナー手前で失速。ライアンの失速を虎視眈々と狙っていたケイト・ブランシェットが4コーナーで先頭に立ったが、ここで最後方に待機していたルビー・ディーが強烈な追い込みを見せる。踏ん張るブランシェットとディーの並走が続くかと思いきや、今度はさらに外からティルダ・スウィントンがじわじわと追い上げてきた!一発の魅力あるセルシャ・ローナンはまだ足を貯めており、最後の最後に3人をまとめて交わす可能性を秘める。
まさに激戦。候補者の全てに等しく受賞のチャンスがある。キャリアリスペクト票で逆転を狙うルビー・ディーが目下の勢いNo.1だが、作品に力のある「フィクサー」のスウィントンも差はない。ブランシェットはすでに1度受賞している点がネックだが、アカデミーの寵愛を考えれば2度目の受賞も十分にある。新星ローナンは老会員たちには抗い難い魅力の持ち主。もともと子役に優しい部門でもあり、「ピアノ・レッスン」でサプライズ受賞のアンナ・パキン再来はありうる。エイミー・ライアンはやはり知名度の低さに足を引っ張られている感があるが、前哨戦圧勝の実績は無視できない。
それぞれに一長一短あり予想が難しいが、誰が受賞したら授賞式が盛り上がるかを考えると、1つの答えが見えてくる。おそらくもっとも盛り上がるのは、艶やかな衣装に身を包んだケイト・ブランシェットが壇上に現れる場合だろう。その美しさもさることながら、同郷の故ヒース・レジャーに追悼の辞を述べれば会場は割れんばかりの拍手に包まれるはず。授賞式のハイライトとなるだろう。今年はWGAストで授賞式の準備が十分に行えなかった分、式の盛り上がりは受賞者たちの手にかかっていると言ってもいい。その大役を務められそうなのは、5人の中ではブランシェットだけだ。


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