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[Weekend Report] 「バンテージ・ポイント」がオスカーの週末を制覇!

スペイン、サラマンカで演説中の大統領が狙撃されるという事件を、シークレット・サービスや観衆、現地警察官、TVプロデューサー、テロリストら8人の視点から描き、真実を炙り出していく「羅生門」スタイルのスリラー「バンテージ・ポイント」が、全米3149館で封切られ、見事首位デビューを飾った。


主演はデニス・クエイド、「LOST」のマシュー・フォックス、フォレスト・ウィテカー、ウィリアム・ハート、シガーニー・ウィーバーと渋い面子にもかかわらず、3日間興収は2400万ドルとなかなか。奇抜なストーリーテリングの方法が、25歳以上の男性層に大いに受けたようだ。ただし、映画の出来はあまりよくなく、スタイルだけが先行して細部の描きこみが不足し、リアリティ皆無の大味な作品になってしまっている。次週以降は大きく数字を落とすことになりそうだ。

前週トップの「ジャンパー」は2位に踏みとどまるも大きく数字を落とした。トータル興収は5300万ドルを突破したが、目標最低ラインとなる1億ドルはかなり厳しい状況。三部作の残り製作に暗雲が立ち込める結果となってしまった。ただ、この作品、続編でスケールアップすればかなり面白くなる素材だけに、ここで終わらせるのはもったいない。ぜひとも続編製作の英断を期待したい。

ミシェル・ゴンドリー監督の新作「Be Kind Rewind」は808館での公開。ビデオレンタル店の店員が誤って名作ソフトの中身を消去してしまったことから、自分たちで作品をリメイクしようとする……という脱力系なプロット。主演はジャック・ブラック、モス・デフらコメディアン俳優で、劇中では「ゴースト・バスターズ」などの傑作群がチープ感いっぱいに再現される。かなりオフビートなノリで観客を選びそうな本作だけに、3日間で400万ドルの興収もやむなしか。ゴンドリー監督作品は、ジム・キャリーを擁した「エターナル・サンシャイン」ですら3400万ドルが精一杯と興行的な限界があり、今回もロングランは厳しい情勢だ。

TW LW Title 配給 Weekend 劇場数 Total
1
N
バンテージ・ポイント
Sony
$22,874,936
3,149
$22,874,936
1
2
2
スパイダーウィックの謎
Par.
$13,100,192
3,847
$44,076,043
2
3
1
ジャンパー
Fox
$12,708,768
3,430
$56,264,386
2
4
3
Step Up 2 the Streets
BV
$9,605,703
2,480
$41,238,093
2
5
4
Fool’s Gold
WB
$6,554,284
3,075
$52,717,413
3
6
5
Definitely, Maybe
Uni.
$5,217,775
2,220
$21,814,805
2
7
6
Welcome Home Roscoe Jenkins
Uni.
$4,158,700
1,873
$35,667,115
3
8
7
JUNO/ジュノ
FoxS
$4,154,502
1,727
$130,431,948
12
9
N
Be Kind, Rewind
NL
$4,050,655
808
$4,050,655
1
10
12
ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
ParV
$2,687,229
1,402
$35,112,557
9

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