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[Weekend Report] Dr.スース原作アニメ「ホートン」が好発進!

「グリンチ」「ハッとしてキャット」などで知られる人気の童話作家ドクター・スースによる原作をCGアニメ化した「ホートン/不思議な世界のダレダーレ」が首位デビューを飾った。
オープニング3日間の興収は4500万ドルで、3月に限れば史上4位となる好成績となった。配給は20世紀フォックスで、同社にとっては「アイス・エイジ」シリーズ以来のヒットCGアニメとなる。その「アイス・エイジ」シリーズも3月に公開され、それぞれ4600万ドル、6800万ドルのオープニング興収をあげている。ともに1億7000万ドル以上を売り上げた同シリーズほどの数字は期待できそうもないが、最低ラインとなる1億ドルは突破してきそうだ。
声の出演はジム・キャリー、スティーヴ・カレルと豪華。「ブルース・オールマイティ」以来となる共演で、息のあったところを見せてくれそうだ。批評家からの評判もよく、大人の鑑賞に堪えうるファミリー映画に仕上がっているようだ。


3位に初登場は、アンダーグラウンドの格闘場での死闘を描くアクション「Never Back Down」。2729館の公開で860万ドルと水準以下の興収に留まっている。主人公がつまらない諍いからの喧嘩で屈辱的な敗北を喫し、それを機にMMA(総合マーシャルアーツ)にハマッていく。MMAの師範に扮するのは、アカデミー賞ノミネート俳優ジャイモン・フンスゥ。強力な眼力を持つ演技派のフンスゥだが、時折こうしたどうでもいい娯楽映画で才能を浪費する。何がフンスゥをやる気にさせたのかわからないが、興収・批評から判断するに、フンスゥのキャリアにとってひとつもプラスにはならなかったと言えそうだ。

7位の「Doomsday」は、ウィルス蔓延により隔離されたスコットランドを舞台としたSFスリラー。前作「ディセント」が高評価だったイギリスのニール・マーシャルによる新作だが、今回はやや否定的な見解が優勢という結果に終わってしまった。興行のほうはより厳しく、1936館の公開で470万ドルと冴えず。次週はTOP10に踏みとどまる持続力はなさそうだ。

オーストリアが誇る鬼才ミヒャエル・ハネケ監督が自らの出世作をハリウッドリメイクした「Fummy Games U.S.」は289館で封切られるも、1館あたりのアベレージが1799ドルと惨敗。意外なことに批評家からも総スカンを食っており、鬼才のハリウッド進出は完全に裏目に出てしまった。次回作はふたたびオーストリアに戻ってファシズムの恐怖を描く映画を製作する予定で、こちらは本来の能力発揮を期待できそうだ。

TW LW Title 配給 Weekend 劇場数 Total
1
N
ホートン/不思議な世界のダレダーレ
Fox
$45,100,000
3,954
$45,100,000
1
2
1
紀元前1万年
WB
$16,415,000
3,410
$61,219,000
2
3
N
Never Back Down
Sum.
$8,610,000
2,729
$8,610,000
1
4
2
College Road Trip
BV
$7,893,000
2,706
$24,286,000
2
5
3
バンテージ・ポイント
Sony
$5,400,000
2,761
$59,200,000
4
6
4
The Bank Job
LGF
$4,910,000
1,613
$13,113,000
2
7
N
Doomsday
Uni.
$4,743,000
1,936
$4,743,000
1
8
5
Semi-Pro
NL
$3,000,000
2,270
$29,846,000
3
9
7
The Other Boleyn Girl
Sony
$2,900,000
1,212
$19,171,000
3
10
6
スパイダーウィックの謎
Par.
$2,390,000
2,407
$65,430,000
5

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