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[2008 Cannes] 第61回カンヌ国際映画祭 コンペ部門エントリー

アカデミー賞 記事:2008.04.27

今年のカンヌは「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」のお披露目があるとあって、例年以上のお祭りムード。コンペティション部門も世界中から巨匠の作品が勢揃いしてレベルの高い争いになりそうだ。
最も注目を集めそうなのがイーストウッドの新作「Changeling」。このところハズレなしのイーストウッド作品だけに高評価は間違いなしか。「ミスティック・リバー」で参戦も無冠に終わっており、イーストウッドは意外やパルムドールの受賞経験はなし。今回は審査員長がショーン・ペンだけに初の戴冠なるかも?
アメリカからは、奇才脚本家チャーリー・カウフマンが満を持して監督デビューを果たす「Synecdoche, New York」がエントリー。盟友スパイク・ジョーンズがプロデュースを務める本作は、フィリップ・シーモア・ホフマン、キャサリン・キーナー、ティルダ・スウィントンら演技派が出演する(おそらく)奇想天外なドラマ。ホフマンが、倉庫の中に実寸大のニューヨークのレプリカを製作しようと試みる劇場監督を演じる。
スペインからの出品となるソダーバーグ監督の「Che」にも注目。チェ・ゲバラの半生を描く2本の作品「The Argentine」「Guerrilla」の合作となる。4時間超の超大作にカンヌはどんな診断を下すか。
他にも、「ロゼッタ」「ある子供」に続き、史上初の3回目のパルムドール受賞を狙うベルギーの巨匠ダルデンヌ兄弟作品「The Silence of Lorna」、「スウィート・ヒアアフター」でグランプリ受賞のアトム・エゴヤン新作「Adoration」、「セントラル・ステーション」のウォルター・サレス監督のロードムービー「Linha de Passe」、ヴェンダース監督新作「The Palermo Shooting」、フランスのアルノー・デプレシャン監督がカトリーヌ・ドヌーヴ、マチュー・アマルリックを擁して描く家族のドラマ「A Christman Tale」、「長江哀歌(エレジー)」でヴェネチア金獅子賞受賞のジャ・ジャンクー新作「24 City」など、世界中から巨匠の作品がエントリー。今年のカンヌは恐ろしくレベルが高い。
さて、審査員長ショーン・ペンが選ぶのは一体どの作品か?
コンペティション部門ラインナップ
24 City(中国/監督:ジャ・ジャンクー)
Adoration(カナダ/監督:アトム・エゴヤン)
Changeling(アメリカ/監督:クリント・イーストウッド)
Che(スペイン/監督:スティーヴン・ソダーバーグ)
A Christmas Tale(フランス/監督:アルノー・デプレシャン)
Daydreams(トルコ/監督:ヌリ・ビルゲ・ジェイラン)
Delta(ドイツ・ハンガリー/監督:コーネル・ムンドルッツォ)
Il Divo(イタリア/監督:パオロ・ソレンティーノ)
Gomorra(イタリア/監督:マッテオ・ガッローネ)
La Frontiere de l’aube(フランス/監督:フィリップ・ガレル)
Leonera(アルゼンチン・韓国/監督:パブロ・トラペーロ)
Linha de Passe(ブラジル/監督:ウォルター・サレス、ダニエラ・トマス)
La Mujer sin cabeza(アルゼンチン/監督:ルクレシア・マルテル)
My Magic(シンガポール/監督:エリック・コッ)
The Palermo Shooting(ドイツ/監督:ヴィム・ヴェンダース)
Serbis(フィリピン/監督:ブリランテ・メンドーサ)
The Silence of Lorna(イギリス・フランス/監督:ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ)
Synecdoche, New York(アメリカ/監督:チャーリー・カウフマン)
Waltz with Bashir(イスラエル/監督:アリ・フォルマン)


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