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巨匠シドニー・ポラック、逝く

column 記事:2008.05.27

85年にアカデミー賞を受賞した「愛と哀しみの果て」や、傑作コメディ「トッツィー」らを監督、俳優・プロデューサーとしても活躍したシドニー・ポラックが、癌のため73年の生涯を閉じた。昨年は話題作「フィクサー」をプロデュースし、俳優としても出演。まだまだ元気なところを見せていただけに、突然の訃報には驚くばかり。

監督としての近作「ザ・インタープリター」や「ランダム・ハーツ」らには往年の冴えは見られなかったものの、プロデューサーとしては良作を連発し、センスのよさを見せ付けていた。俳優としても実に味のある存在で、特に俳優デビューとなった「トッツィー」ではダスティン・ホフマンを相手に一歩も退かない名演を見せていた。

晩年は製作会社ミラージュ・エンタープライズの経営に当たっていたが、奇しくも共同経営者であるアンソニー・ミンゲラも今年3月に急逝している。

「トッツィー」は個人的にベスト作品の1本なので、ポラック監督の死はとても残念です。ご冥福をお祈りします。


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