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[Weekend Report] 激戦を制したのはS・L・ジャクソン主演スリラー!

今週も4本の新作がTOP10圏内にランクイン。先週に引き続き入れ替わりの激しいBoxOfficeとなっている。

激しい攻防の中、首位デビューを果たしたのは、サミュエル・L・ジャクソン主演のスリラー「Lakeview Terrace」。隣に越してきたパトリック・ウィルソンとケリー・ワシントン夫婦に執拗な嫌がらせをする偏執的な警官をジャクソンが怪演している。2464館の封切りで3日間興収1560万ドルという数字は、作品のジャンルと規模を考えれば実に立派な数字。ライバル不在の中うまく立ち回った印象だ。主演のジャクソンは多数のヒット作に出演している実績を持つが、単独主演作としては00年の「シャフト」(OP:2100万ドル)、05年「コーチ・カーター」(OP:2400万ドル)に次ぐ好記録となる。ともに7000万ドル近くを稼いだ2作には及ばないだろうが、本作もトータル興収5000万ドルラインはクリアできるかもしれない。


3位にはケイト・ハドソン、デイン・クック、ジェイソン・ビッグス主演のラブ・コメディ「My Best Friend’s Girl」がランクイン。元カノ(ハドソン)とヨリを戻したい親友(ビッグス)の力になろうと奮闘する男(クック)が、次第に彼女を好きになり始め……というよくあるお話。1億ドル超えの代表作「10日間で男を上手にフル方法」を筆頭に、同じくマシュー・マコノヒーと共演した「フールズ・ゴールド/カリブ海に沈んだ恋の宝石」や、オーウェン・ウィルソンと共演した「トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合」などでコンスタントなヒットを飛ばすケイト・ハドソン主演作にしては冴えないスタート。相手役がマコノヒー、ウィルソンに比べると格段下がる分、この数字は仕方なしか。

MGM/ワインスタイン・カンパニー製作によるCGアニメ「Igor」は4位デビュー。マッド・サイエンティストになりたいイゴールの物語。ワインスタインCoのCGアニメといえば、05年の「リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?」(トータル興収5100万ドル)、06年の「Doogal」(同740万ドル)がある。3作目となる今回の新作は、「Doogal」ほどの悲惨な成績にはならなかったが、オープニング興収800万ドルと、人気のジャンルにしては物足りない数字に終わっている。同ジャンルのパイオニアであるピクサー、それを追うドリームワークス、ソニーなどの作品群に比べるとクオリティもだいぶ低く、先人たちに追いつくにはまだまだ時間がかかりそう。それほど気の長そうに見えないワインスタイン兄弟だけに、この分野の作品製作は打ち切りも十分ありそうだ。

8位にランクインは、臨死体験から生還した男が幽霊たちに付き纏われるというシチュエーション・コメディ「Ghost Town」。監督は、「スパイダーマン」「インディ・ジョーンズ/クリスタルスカルの王国」の脚本家として知られるデヴィッド・コープ。主演に伝説のTVシリーズ「ザ・オフィス」(英国版)に主演して以来、ハリウッドでも「ナイト・ミュージアム」「スターダスト」などで引っ張りだこのリッキー・ジャーヴェイスを迎え、自身としては珍しいコメディーに挑戦。批評家からは好意的な評価で迎えられている。ただし、興行のほうは1505館の封切りで3日間興収が517万ドルと、必ずしも成功とはいえない結果となっている。手堅く限定公開から始めるのが正解だったかもしれない。

限定公開組では、7館で封切りの「The Duchess」がアベレージ2万9000ドルと絶好調。キーラ・ナイトレイ主演のコスチューム劇で、「プライドと偏見」「つぐない」などでナイトレイの時代劇=良作という刷り込みが生んだ結果と言えそう。

また、14館で公開のエド・ハリス監督作「Appaloosa」もアベレージ1万8000ドルと気を吐いた。こちらはハリス&ヴィゴ・モーテンセンの保安官コンビが活躍する西部劇で、見応えある重厚な画作りが話題になっている。

TW LW Title 配給 Weekend 劇場数 Total
1
N
Lakeview Terrace
SGem
$15,600,000
2,464
$15,600,000
1
2
1
Burn After Reading
Focus
$11,295,000
2,657
$36,401,000
2
3
N
My Best Friend’s Girl
LGF
$8,300,000
2,604
$8,300,000
1
4
N
Igor
MGM/W
$8,010,000
2,339
$8,010,000
1
5
3
Righteous Kill
Over.
$7,700,000
3,152
$28,810,000
2
6
2
Tyler Perry’s The Family That Preys
LGF
$7,500,000
2,070
$28,356,000
2
7
4
The Women
PicH
$5,306,000
2,995
$19,209,000
2
8
N
Ghost Town
P/DW
$5,171,000
1,505
$5,171,000
1
9
7
ダークナイト
WB
$2,950,000
1,905
$521,925,000
10
10
6
The House Bunny
Sony
$2,800,000
2,675
$45,724,000
5

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