[Weekend Report] 「マーリー」V2!2億ドル突破も見えた!
拡大公開の新作はなく、ランキングは先週からほとんど動きなしのBoxOffice。20世紀フォックスのファミリー映画「マーリー/世界一おバカな犬が教えてくれたこと」が2週連続首位をキープし、早くも興収1億ドルを突破した。年末年始興行は数字の落ち込みがほとんどないのが特徴で、年末興行を制したものが1月の年始興行でも幅を利かすことができる。「マーリー」もしばらくは好調な興行を続けることが可能で、最終的には2億ドル突破も十分にありそうだ。
同じく、2位の「ベッドタイム・ストーリー」も先週とほぼ同等の数字をあげる好調ぶりで、トータル興収8500万ドルを突破。こちらも1億5000万ドル付近まで数字を伸ばせそうだ。アダム・サンドラー主演作としてはやや期待はずれなオープニングだったが、公開時期のアドバンテージにも助けられ、最終的な興収はサンドラー主演作の中でも遜色ないレベルとなりそうだ。
アカデミー賞最多ノミネートを期待される「ベンジャミン・バトン/数奇な人生」も、上映時間の長さもなんのその、興収7900万ドルを突破する大ヒットを見せている。この分なら1億ドルラインは楽々突破し、1月22日のノミネート発表までには1億5000万ドル近くまで数字を伸ばす可能性もある。
先週、1267館まで上映館数を増やして9位にジャンプアップした「ダウト/あるカトリック学校で」が、今週も順位を1つあげて8位にランクイン。トータル興収を1800万ドルまで伸ばしている。アカデミー賞作品賞部門では7,8番手を追走しているだけに、興行の好調さをアピールして何とか5番手までに滑り込みたいところ。すでにメリル・ストリープの主演女優賞、フィリップ・シーモア・ホフマン、ヴィオラ・デイヴィスの助演賞ノミネートが確実視されているが、更なるノミネートを獲得するには、引き続き好調な興行が不可欠となる。
TW | LW | Title | 配給 | Weekend | 劇場数 | Total | 週 |
1 |
1
|
マーリー/世界一おバカな犬が教えてくれたこと
|
Fox
|
$24,050,000
|
3,505
|
$106,510,000
|
2
|
2 |
2
|
ベッドタイム・ストーリー
|
BV
|
$20,317,000
|
3,684
|
$85,351,000
|
2
|
3 |
3
|
ベンジャミン・バトン/数奇な人生
|
Par.
|
$18,400,000
|
2,988
|
$79,011,000
|
2
|
4 |
4
|
ワルキューレ
|
UA
|
$14,042,000
|
2,778
|
$60,692,000
|
2
|
5 |
5
|
イエスマン "YES"は人生のパスワード
|
WB
|
$13,850,000
|
3,434
|
$79,413,000
|
3
|
6 |
6
|
7つの贈り物
|
Sony
|
$10,000,000
|
2,758
|
$60,038,000
|
3
|
7 |
7
|
The Tale of Despereaux
|
Uni.
|
$7,020,000
|
3,091
|
$43,742,000
|
3
|
8 |
10
|
ダウト あるカトリック学校で
|
Mira.
|
$5,031,000
|
1,287
|
$18,730,000
|
4
|
9 |
8
|
地球が静止する日
|
Fox
|
$4,850,000
|
2,337
|
$74,299,000
|
4
|
10 |
13
|
スラムドッグ$ミリオネア
|
FoxS
|
$4,770,000
|
612
|
$28,779,000
|
8
|