[2008 Precursors] 最重要!! アメリカ製作者組合賞ノミネーション発表
前哨戦の中でも最重要視されるアメリカ製作者組合賞(PGA)のノミネーションが発表された。作品賞候補に挙がった5作品は順当な顔ぶれでノーサプライズ。5番目の椅子を争う「ウォーリー」は選から漏れたが、アニメーション映画賞部門でキッチリと候補入りを果たしている。ただし、毎年1本は同賞候補作以外からアカデミー賞候補作が生まれる傾向にあるので、今回候補落ちした作品にもまだわずかながらチャンスはある。
ドキュメンタリー映画部門は前哨戦を快走する「Man on Wire」がしっかりと候補入り。本番でも受賞最右翼の存在だ。「Standard Operating Procedure」は「フォッグ・オブ・ウォー」のエロール・モリス監督作品。こちらの存在も面白い。
アメリカ製作者組合賞ノミネーション
■ 作品賞
ベンジャミン・バトン 数奇な人生(監督:デヴィッド・フィンチャー/パラマウント)
ダークナイト (監督:クリストファー・ノーラン/ワーナー・ブラザース)
フロスト×ニクソン (監督:ロン・ハワード/ユニバーサル)
ミルク (監督:ガス・ヴァン・サント/フォーカス・フィーチャーズ)
スラムドッグ$ミリオネア(監督:ダニー・ボイル/フォックス・サーチライト)
■ アニメーション映画賞
ボルト(ディズニー)
カンフー・パンダ(ドリームワークス)
ウォーリー(ディズニー)
■ ドキュメンタリー映画賞
Man on Wire(監督:ジェームズ・マーシュ/ディスカバリー・フィルムズ)
Trouble the Water(監督:カール・ディール、ティア・レッシン/ツァイトガイスト・フィルムズ)
Standard Operating Procedure(監督:エロール・モリス/ソニー・ピクチャーズ・クラシックス)