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[最終受賞予想」 主演女優賞

アカデミー賞 記事:2009.02.21

主演女優賞
 アン・ハサウェイ(レイチェルの結婚)
○メリル・ストリープ(ダウト あるカトリック学校で)
 アンジェリーナ・ジョリー(チェンジリング)
◎ケイト・ウィンスレット(愛を読むひと) -下馬評◎
 メリッサ・レオ(Frozen River)
ケイト・ウィンスレット(愛を読むひと)の突然の参入でにわかに混戦模様となった主演女優賞部門。前哨戦を最初にリードしたアン・ハサウェイ(レイチェルの結婚)は中盤戦から失速し、代わりに勢いを得たメリル・ストリープ(ダウト あるカトリック学校で)もウィンスレットの大逆転に怯える展開だ。
ここ数年、この部門では華のある美人女優が優遇されてきた。昨年も前哨戦をリードしたベテラン、ジュリー・クリスティ(アウェイ・フロム・ハー)を抑えてフランスの美人女優マリオン・コティヤール(エディット・ピアフ 愛の讃歌)がオスカー像をさらった。そうした傾向を考えると、ストリープにはやや不利な流れ。華には欠けるが美人の演技派女優ウィンスレット受賞のシナリオが一番想像しやすい。
華という点ではアン・ハサウェイが一番。「ゲット スマート」など娯楽作での印象が強いが、「ブロークバック・マウンテン」ら芸術志向の作品にも挑戦している。ただし最新の劇場公開作「Bride Wars」が今年初めに封切られて酷評されており、ハサウェイのイメージを貶めた。
ウィンスレットはもともと助演女優部門で有力視されていたが、ワインスタイン兄弟の強力キャンペーンにより一転主演女優部門にエントリー。役柄的には助演なだけに、そのあたり割り引いて評価されるとツライ。とはいえ、これまで計6度ノミネートされながら受賞歴なしという不遇の過去は、ウィンスレットの実力にふさわしくない成績。アカデミーもそろそろオスカー像をあげなくてはと焦っているはず。
ただ、同じことはストリープにも言える。この史上稀に見る大女優が最後にオスカー像を受賞してからもう20年以上が経過している。15回のノミネートという前人未到の金字塔を打ち立てておきながら、受賞歴2回は少なすぎると誰もが感じている。主演、助演1回ずつという成績は、主演賞2回のヒラリー・スワンクよりランクが下ということ。この状況をアカデミーはいつまで傍観する気なのか。いい加減ヤバいだろ……と多くの会員が思っているはず。
結論
ウィンスレットもストリープも、アカデミーがオスカー像を手渡したくてたまらない相手。どちらにオスカー像が渡ってもスタンディング・オベーション必至だ。ただ、やはり受賞歴のないウィンスレットに票が集まるのは必然で、どうせまたすぐ候補に挙がるストリープには申し訳ないけどまた我慢してもらう……という推理が会員の心理的には一番説得力がある。


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