[Jpn BoxOffice] 2009年4月18日(土)~4月19日(日)興行成績
「コナン」新作が大ヒットV!「スラムドッグ」好スタート! |
(C)2009 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
2週連続Vを確実視されていた「レッドクリフ PARTII」を蹴落として首位デビューを飾ったのは、人気シリーズ13作目となる「名探偵コナン/漆黒の追跡者」。341館の封切で6億円以上を売り上げる絶好のスタートを切った。「ベイカー街の亡霊」が記録したシリーズ最高興収33.8億円に迫る勢いとのこと。人気タレントDAIGOを声優に起用してプロモーションで露出させ、認知度UPに成功。DAIGOは吹替えを担当した「ウォンテッド」も大ヒットに導いており、今後も同様のケースで重宝されそうだ。
連続Vはならなかったが、「レッドクリフ PARTII」も先週からの落ち込みをわずか16%に抑える堅調な興行。総興収は22億円に迫っており、この分なら40億円超は堅いとの見方が支配的だ。
「クローズZERO 2」は前週比40%ダウンと数字を落としたが、1館あたりのアベレージは相変わらず優秀。総興収は13億円を突破しており、30億円ラインはクリアしてきそう。
4位「映画クレヨンしんちゃん/オタケベ!カスカベ野生王国」は323館で1.6億円の売り上げ。前作、前々作との対比で約半分の興収ということで、人気低迷が気にかかる。
注目のアカデミー賞受賞作「スラムドッグ$ミリオネア」は119館の中規模公開ながら5位にランクイン。最初の週末で約1.2億円を稼いだ。目標となる10億円に届くか注目される。
ワーナー配給の邦画「おっぱいバレー」と松竹の「鴨川ホルモー」はどちらも冴えない成績。
58館で公開の「ミルク」も厳しい興行を強いられている。映画のクオリティは間違いなく最上級だが、日本人にはなじみのないハーヴェイ・ミルクの伝記映画であり、ゲイが主人公の映画ということで敬遠された格好。ショーン・ペンのアカデミー賞主演男優賞受賞も興行にあまり結びついていないようだ。
TW | LW | Title | 配給 | Weekend | 前週比 | 劇場 | AVG. | Total |
週
|
1 | N | 名探偵コナン/漆黒の追跡者(チェイサー) | 東宝 | $6,021,234 | – | 341 | $17,658 | $6,021,234 | 1 |
2 | 1 | レッド・クリフPARTII | 東宝東和 | $5,742,556 | -15.80% | 728 | $7,888 | $21,792,252 | 2 |
3 | 2 | クローズZERO II | 東宝 | $3,478,704 | -40.00% | 314 | $11,079 | $13,454,650 | 2 |
4 | N | 映画クレヨンしんちゃん/オタケベ!カスカベ野生王国 | 東宝 | $1,694,368 | – | 323 | $5,246 | $1,694,368 | 1 |
5 | N | スラムドッグ$ミリオネア | GAGA | $1,181,525 | – | 119 | $9,929 | $1,181,525 | 1 |
6 | N | おっぱいバレー | WB | $848,176 | – | 251 | $3,379 | $848,176 | 1 |
7 | 3 | ドロップ | 角川 | $728,103 | -34.50% | 163 | $4,467 | $16,334,875 | 5 |
8 | N | 鴨川ホルモー | 松竹 | $500,606 | – | 151 | $3,315 | $500,606 | 1 |
9 | 4 | ヤッターマン | 日活・松竹 | $401,745 | -45.30% | 303 | $1,326 | $29,668,401 | 7 |
10 | 6 | 映画 プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合! | 東映 | $288,078 | -48.40% | 193 | $1,493 | $6,493,362 | 4 |