[Jpn BoxOffice] 2009年5月9日(土)~5月10日(日)興行成績
「余命1ヶ月の花嫁」が大ヒットスタート! |
(C)2009「余命1ヶ月の花嫁」フィルムパートナーズ
実話を映画化した「余命1ヶ月の花嫁」が310館で公開され、最初の週末だけで4億円以上を売り上げる大ヒットスタートを切った。総興収30億円も狙える出足とのことで、東宝の興行力を改めて見せ付ける形となった。主演の瑛太、榮倉奈々らがTVで精力的な宣伝を行ったのもヒットの原因の1つだろうが、単純に映画が持つ「泣き」の要素が市場に求められていたのが最たる要因だろう。次週、同じく「泣き」の要素を持つ「60歳のラブレター」が公開されるが、こちらは配給が松竹、ターゲット層がシニアとなる。同じくヒットを飛ばせるか注目しよう。
ブロードメディア配給の「ウォーロード/男たちの誓い」が55館の公開で1800万円の売り上げとマズマズ。本国では主要映画賞を総なめした高クオリティ作品で、主演はジェット・リー、アンディ・ラウ、金城武と超豪華。「レッド・クリフPART2」の勢いに乗りたいところだったが、そこまでの追い風は吹かなかったようだ。
プレシディオ配給の「バンコック・デンジャラス」は65館の公開で1700万円の売り上げ。ニコラス・ケイジという知名度の高いスターを擁する作品だったが、興収は伸び悩んだ。近年のケイジ主演作は「NEXT/ネクスト」に代表されるような陳腐な設定の安い作品が多く、今回の「バンコック~」も同系と見なされた可能性はある。ケイジの次回作「ノウイング」もヒットを望むのは酷だろう。
TW | LW | Title | 配給 | Weekend | 前週比 | 劇場 | AVG. | Total |
週
|
1 |
N
|
余命1ヶ月の花嫁 | 東宝 |
$4,166,684
|
–
|
310
|
$13,441
|
$4,166,684
|
1
|
2 |
2
|
レッド・クリフPARTII | 東宝東和 |
$1,678,576
|
-45.40%
|
651
|
$2,578
|
$48,082,713
|
5
|
3 |
1
|
名探偵コナン/漆黒の追跡者(チェイサー) | 東宝 |
$1,479,111
|
-57.90%
|
341
|
$4,338
|
$29,809,155
|
4
|
4 |
3
|
GOEMON | 松竹・WB |
$1,218,806
|
-39.10%
|
313
|
$3,894
|
$9,130,046
|
2
|
5 |
5
|
クローズZERO II | 東宝 |
$789,332
|
-48.10%
|
314
|
$2,514
|
$26,762,025
|
5
|
6 |
4
|
劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ/鬼ヶ島の戦艦 | 東宝 |
$725,358
|
-58.00%
|
170
|
$4,267
|
$5,569,851
|
2
|
7 |
7
|
グラン・トリノ | ワーナー |
$596,660
|
-39.60%
|
272
|
$2,194
|
$7,750,890
|
3
|
8 |
8
|
スラムドッグ$ミリオネア | GAGA |
$569,901
|
-35.40%
|
120
|
$4,749
|
$8,684,246
|
4
|
9 |
6
|
映画クレヨンしんちゃん/オタケベ!カスカベ野生王国 | 東宝 |
$454,227
|
-63.90%
|
310
|
$1,465
|
$9,308,427
|
4
|
10 |
9
|
バーン・アフター・リーディング | 日活・GAGA |
$331,438
|
-49.30%
|
297
|
$1,116
|
$5,420,230
|
3
|