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[Jpn BoxOffice] 2009年5月16日(土)~5月17日(日)興行成績

「天使と悪魔」首位デビューもやや鈍い出足

(C)2009「60歳のラブレター」フィルムパートナーズ

本国でのオープニングはいまいちの結果に終わったものの、世界的には大ヒットスタートを切った「天使と悪魔」。日本でも予想通りの首位デビューを飾っている。
全国721館の超拡大ロードショーで、先行上映を含む最初の週末の売り上げが約7億円。これは、今年日本で公開されたハリウッド映画の中では一番の売り上げだというから、この”ラングドン・シリーズ”の日本での人気はやはり高いと見ていい。ただし、最初の週末だけで12億円を稼いだ「ダ・ヴィンチ~」の出足には遠く及ばない成績となっており、総興収90億円を稼いだ「ダ・ヴィンチ~」を物差しとすると、「天使と悪魔」は50億円ラインが当面の目標となる。


先週トップの「余命1ヶ月の花嫁」は今週も好調。1館あたりのアベレージでは依然トップで、総興収は11億円を突破している。観客にもウケはいいようで、30億円突破の大ヒットも夢ではなさそうだ。

その「余命~」に続くお涙頂戴路線となる「60歳のラブレター」は5位に初登場。189館の公開で約1億円の売り上げとマズマズのスタート。シニア層をターゲットとした作品だけに、平日の興行に期待がかかる。平日に数字を伸ばせれば15億円突破も十分。

ザック・エフロンをなんとかアイドルとして祭り上げようという宣伝戦略に出ていた「セブンティーン・アゲイン」だが、どうやら刺さったのはごく一部だけだった模様。129館で2100万円の売り上げとほぼ壊滅状態で、エフロンのブレイクはならなかった。

宮藤官九郎の人気舞台を映画化した「鈍獣」は39館の公開で1300万円の売り上げ。ややナンセンス系のコメディーで、玄人受けするキャストが揃ったせいか、一般には響かなかった。

TW LW Title 配給 Weekend 前週比 劇場 AVG. Total
1
N
天使と悪魔 ソニー
$5,675,984
721
$7,872
$7,068,767
1
2
1
余命1ヶ月の花嫁 東宝
$3,646,190
-14.80%
310
$11,762
$11,975,288
2
3
2
レッド・クリフPARTII 東宝東和
$1,261,394
-26.90%
582
$2,167
$52,578,370
6
4
3
名探偵コナン/漆黒の追跡者(チェイサー) 東宝
$1,239,262
-18.50%
341
$3,634
$32,790,657
5
5
N
60歳のラブレター 松竹
$1,033,460
189
$5,468
$1,033,460
1
6
4
GOEMON WB・松竹
$877,458
-29.90%
310
$2,831
$11,673,407
3
7
6
劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ/鬼ヶ島の戦艦 東映
$640,902
-14.00%
170
$3,770
$6,616,163
3
8
5
クローズZERO II 東宝
$608,574
-25.00%
311
$1,957
$28,944,013
6
9
7
グラン・トリノ WB
$438,231
-28.50%
268
$1,635
$9,381,884
4
10
8
スラムドッグ$ミリオネア GAGA
$435,248
-25.70%
116
$3,752
$10,021,146
5

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