[大ニュース] 作品賞ノミネート作品が10本に!!
6月24日、映画芸術科学アカデミーは次回アカデミー賞より作品賞のノミネート作品を現在の5本から10本に拡大することを発表した。ここ数年、授賞式の視聴率UPのためにあらゆる対策が練られてきたが、ここまで大掛かりな変更は初めてのこと。今回の変更により、アカデミー賞のあり方が大きく変わることは間違いない。
メリットはもちろん、これまでアカデミー賞で見過ごされてきたジャンルの映画が評価されやすくなること。例えば去年、10作品に候補資格があれば、傑作「ダークナイト」が落選することはありえなかっただろう。また、アニメ作品という理由で落選した「ウォーリー」にも同じことが言える。
ただし、5作品という狭き門だからこそノミネート作品が有難がられている現状を鑑みると、倍の本数がその資格を得ることで、ノミネート作品自体の価値が目減りする可能性が高い。
評価される作品が増えるのはいいことだが、個人的には今のところ批判的な立場。予想を楽しむにも0本では……。皆さんはどう思われますか?