[Jpn BoxOffice] 2009年8月22日(土)~8月23日(日)興行成績
ベッソン旋風吹き荒れる!?「96時間」「トランスポーター3」好調! |
TM and (C) 2009 FOX
「ナイト ミュージアム2」がV2。ただし前週比48%減と数字を大きく落とし、2位「ハリポタ」との差もわずか。強力なライバル不在で形だけ首位を守った格好だ。総興収は14億円を突破しているが、V3を達成し、30億円を売り上げた前作ほどの勢いはなさそう。まずは20億円突破が1つのノルマになる。
前週の4位からワンランクアップの「HACHI 約束の犬」が好調だ。総興収は13億円を突破し、20億円の大台も見えてきた。やはり動物ものは強い。
初登場6位につけたのは、リュック・ベッソン製作のアクション「96時間」。239館の中規模公開で興収1億円とマズマズのスタート。ただし、同じくベッソン製作で前週公開された「トランスポーター3」に比べると分が悪い数字。作品の面白さでは上回っているはずが、市場にはそれがうまく伝わっていない模様。今後クチコミで面白さが伝わってどこまで挽回できるか。
一方の「トランスポーター3」は2週目も絶好調。2ランクアップの8位につけている。「96時間」の約半分の公開館数ながら、ほぼ同等の9300万円を売り上げている。総興収も3億5000万円を突破しており、シリーズ最高のヒットとなった。洋画アクションが軒並み苦戦を強いられている中でのこのヒットは異例とも言える快挙。よほど宣伝がうまかったと見える。
「劇場版 ヤッターマン 新ヤッターメカ大集合!オモチャの国で大決戦だコロン!」は11位でのスタート。実写版が3週連続首位で30億円超を売り上げる大ヒットを記録したのを思うと、この惨敗ぶりは理解に苦しむ。210館の公開で興収は7000万円という低水準で、ファミリー層の獲得に完全に失敗している印象だ。
常勝東宝が贈るCGアニメーション映画「ホッタラケの島 ~遥と魔法の鏡~」は12位発進と大惨敗。211館の公開で興収は6700万円。そもそも誰をターゲットにしているのかよくわからない作品で、この惨敗は当然といえば当然の結果か。マーケティングに抜け目のない東宝にしては、企画段階から疑問符の付く作品だった。
SPE配給の「宇宙へ。」は104館の公開で7800万円の興収を記録。イギリスの放送局BBCが製作した、アメリカの宇宙計画を丁寧にトレース解説した教養番組風映画。宇宙に少しでも興味がある人なら絶対に見て損はない映画なので、未見の方はぜひ。
TW | LW | Title | 配給 | Weekend | 前週比 | 劇場 | AVG. | Total |
週
|
1 |
1
|
ナイト ミュージアム2 | Fox |
$1,942,888
|
-48.00%
|
624
|
$3,114
|
$14,567,664
|
2
|
2 |
2
|
ハリー・ポッターと謎のプリンス | WB |
$1,723,973
|
-50.80%
|
660
|
$2,612
|
$75,199,313
|
6
|
3 |
4
|
HACHI/約束の犬 | 松竹 |
$1,362,347
|
-39.60%
|
348
|
$3,915
|
$13,810,558
|
3
|
4 |
3
|
劇場版 仮面ライダーディケイド/オールライダー対大ショッカー | 東映 |
$1,327,638
|
-41.50%
|
345
|
$3,848
|
$15,910,494
|
3
|
5 |
6
|
劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール/アルセウス 超克(ちょうこく)の時空へ | 東宝 |
$1,092,268
|
-37.00%
|
366
|
$2,984
|
$44,153,227
|
6
|
6 |
N
|
96時間 | Fox |
$1,062,162
|
–
|
239
|
$4,444
|
$1,062,162
|
1
|
7 |
5
|
アマルフィ/女神の報酬 | 東宝 |
$988,328
|
-44.10%
|
357
|
$2,768
|
$32,694,054
|
6
|
8 |
10
|
トランスポーター3 | アスミック |
$930,756
|
-21.50%
|
161
|
$5,781
|
$3,502,789
|
3
|
9 |
11
|
サマーウォーズ | WB |
$915,330
|
-21.90%
|
128
|
$7,151
|
$9,800,496
|
4
|
10 |
9
|
ボルト | ディズニー |
$708,086
|
-47.00%
|
469
|
$1,510
|
$14,906,742
|
4
|