[2009 Precursors] 波乱含み!アメリカ脚本家組合賞候補発表!
重要前哨戦であるアメリカ脚本家組合賞ノミネーションは波乱含みの結果となっている。
まず脚本賞部門で、ジェームズ・キャメロン(アバター)がノミネート。批評家から惜しみない賞賛を受けている「アバター」だが、唯一の弱点が脚本と言われているだけに、この評価は意外。また、大ヒットコメディ「ハングオーバー」もノミネートされた。これは、同部門で前哨戦実績を残している「イングロリアス・バスターズ」の候補資格がなかったのが原因。本番ではやはりタランティーノが本命視されることになりそうだ。
脚色賞も有力候補であるニック・ホーンビィ(17歳の肖像)に候補資格がなかったため、「スター・トレック」にチャンスがめぐってきた。ここでの高評価を本番での作品賞ノミネートにつなげたい。
■ 脚本賞
スコット・ノイスタッター、マイケル・H・ウェバー((500)日のサマー)
ジェームズ・キャメロン(アバター)
ジョン・ルーカス、スコット・ムーア(ハングオーバー)
マーク・ボール(ハート・ロッカー)
ジョエル&イーサン・コーエン(A Serious Man)
■ 脚色賞
スコット・クーパー(Crazy Heart)
ノラ・エフロン(ジュリー&ジュリア)
ジェフリー・フレッチャー(プレシャス)
ロベルト・オーチー、アレックス・カーツマン(スター・トレック)
ジェイソン・ライトマン、シェルドン・タッカー(マイレージ、マイライフ)
■ ドキュメンタリー脚本賞
ダグ・デュラント(Against the Tide)
マイケル・ムーア(キャピタリズム マネーは踊る)
マーク・モンロー(The Cove)
ロバート・ストーン(Earth Days)
ランス・クルーザー、ポール・マーチャンド(Good Hair)