[受賞最終予想] 短編実写映画賞
過去、「In Bruges」で高く評価されたマーティン・マクドノーや、ノミネート作「Cashback」が長編映画化されたショーン・エリス、「Red Road」「Fish Tank」とクオリティの高い仕事を連発しているアンドレア・アーノルドなど、数々の才能を発掘している同部門。今年もバラエティ豊かな顔ぶれが集まっていて見逃せない。
この1年で60もの映画祭で上映され、サンダンスでも高い評価を得た「Miracle Fish」が本命。チェルノブイリの悲劇を通して生と死を観念的に描く「The Door」が対抗。
Instead of Abracadabra (監督:Patrik Eklund) スウェーデン 22分 家族に疎まれつつもマジシャンになりたいと願う青年に訪れるファンタジー。 |
◎ Miracle Fish (監督:Luke Doolan) オーストラリア 17分 「世界中のみんな消えてしまえ」8歳の少年の願いが現実のものになる。 |
○ The Door (監督:Juanita Wilson) アイルランド 17分 住処を追われる父娘の姿を通して、チェルノブイリの悲劇を描く。 |
Kavi (監督:Gregg Helvey) アメリカ/インド 19分 奴隷制度は今も存在する?インドで強制労働を強いられる少年の物語。 |
The New Tenants (監督:Joachim Back) デンマーク/アメリカ 20分 2人の男が越してきた新しい住居は考えうる最悪の場所だった……。 |