[受賞最終予想] 音響編集賞
録音賞部門と兼任のケースも多い音響編集賞。この部門でもしのぎを削る「アバター」「ハート・ロッカー」もクリストファー・ボイズ、ポール・N・J・オットソンが録音を兼任している。ただ、録音賞と音響編集賞を同じ作品が受賞するケースは意外と少なく、過去10年で3回しかない。その3回は「ボーン・アルティメイタム」「キング・コング」「マトリックス」と、その年を代表するようなアクション大作で、ある程度作品力に引っ張られると言っていいかもしれない。
この部門は録音賞に比べると、アクション、ファンタジー系の作品が多く受賞している。であれば、ここは「アバター」が優位に立つと見てよさそうだ。録音賞は「ハート・ロッカー」、こちらは「アバター」で賞を分け合うのでは。
◎ クリストファー・ボイズ、グウェンドリン・イェーツ・ウィトル(アバター) オスカー実績 クリストファー・ボイズ(ノミネート10回・受賞4回) グウェンドリン・イェーツ・ウィトル(ノミネート0回・受賞0回) |
○ ポール・N・J・オットソン(ハート・ロッカー) オスカー実績 ポール・N・J・オットソン(ノミネート1回・受賞0回) |
ワイリー・ステートマン(イングロリアス・バスターズ) オスカー実績 ワイリー・ステートマン(ノミネート4回・受賞0回) |
マーク・P・ストッキンガー、アラン・ランキン(スター・トレック) オスカー実績 マーク・P・ストッキンガー(ノミネート1回・受賞0回) アラン・ランキン(ノミネート0回・受賞0回) /td> |
マイケル・シルバース、トム・マイヤーズ(カールじいさんの空飛ぶ家) オスカー実績 マイケル・シルバース(ノミネート4回・受賞1回) トム・マイヤーズ(ノミネート1回・受賞0回) |