[2010 Precursors] ヨーロッパ映画賞は「The Ghost Writer」がスイープ!
アカデミー賞外国語映画賞を占う前哨戦としても重要視されるヨーロッパ映画賞だが、今年はロマン・ポランスキー監督の新作「The Ghost Writer」が作品賞、監督賞、主演男優賞を含む計6部門で受賞した。「The Ghost Writer」はアカデミー賞主要部門での活躍も期待されており、ここでの受賞が大きな追い風になりそう。外国語映画賞部門には「Honey」「Of Gods and Men」の2本がエントリーしているが、残念ながら受賞には至っていない。
ヨーロッパ映画賞
■ 作品賞
★The Ghost Writer(監督:ロマン・ポランスキー フランス/ドイツ/英国)
Honey(監督:セミス・カプラノ=ルー トルコ/ドイツ)
レバノン(監督:サミュエル・マオズ イスラエル/ドイツ/フランス)
Of Gods and Men(監督:グザヴィエ・ボーヴォワ フランス)
瞳の奥の秘密(監督:フアン・ホセ・カンパネラ スペイン/アルゼンチン)
ソウル・キッチン(監督:ファティ・アキン ドイツ)
■ 監督賞
★ロマン・ポランスキー(The Ghost Writer)
オリヴィエ・アサヤス(Carlos)
セミス・カプラノ=ルー(Honey)
サミュエル・マオズ(レバノン)
パオロ・ヴィルツィ(The First Beautiful Thing)
■ 男優賞
★ユアン・マクレガー(The Ghost Writer)
ジェイコブ・セダーグレン(Submarino)
エリオ・ジェルマーノ(Our Life)
George Pistereanu(If I Want to Whistle, I Whistle)
ルイス・トサル(Cell 211)
■ 女優賞
★シルヴィー・テステュー(Lourdes)
Zrinka Cvite(On the Path)
シベル・ケキリ(When We Leave)
レスリー・マンヴィル(Another Year)
ロッテ・ヴァービーク(Nothing Personal)
■ 脚本賞
★ロバート・ハリス、ロマン・ポランスキー(The Ghost Writer)
ダニエル・モンソン、ホルヘ・ゲリカエチェバァリア(プリズン211)
ラデュ・ミヘイレアニュ、アラン=ミシェル・ブラン、マシュー・ロビンス(オーケストラ!)
サミュエル・マオズ(レバノン)
■ 撮影賞
★レバノン
Of Gods and Men
Honey
How I Ended This Summer
■ 編集賞
★Carlos
The Ghost Writer
レバノン
■ 美術賞
★The Ghost Writer
ドン・ジョヴァンニ 天才劇作家とモーツァルトの出会い
The Temptation of St. Tony
■ 作曲賞
★The Ghost Writer
Another Year
Kawasaki’s Rose
Loose Cannons
■ ディスカバリー賞
★レバノン
■ 共同製作賞
★Zeynep Özbatur Atakan
■ ワールド映画賞
★ガブリエル・ヤーレ
■ 生涯功労賞
★ブルーノ・ガンツ
■ 観客賞
★Mr. Nobody
■ アニメーション映画賞
★イリュージョニスト
■ ドキュメンタリー映画賞
★Nostalgia for the Light
■ 短編映画賞
★Hanoi – Warsaw