[2010 Precursors] NYも「ソーシャル」!「キッズ・オールライト」も高評価
LAと並び最も権威ある批評家賞であるニューヨーク映画批評家協会賞。アカデミー賞とは全く違う道をいく独自のスタイルが印象的で、ここ10年で受賞作がアカデミー賞と一致したのは3回だけと少ない。そんな彼らが選んだのもやはり「ソーシャル・ネットワーク」。過去10年でLAと受賞作が一致したのは3回あるが、そのうちアカデミー賞も受賞したのは昨年の「ハート・ロッカー」のみだ。
「ソーシャル~」に次ぐ高評価を得たのは「キッズ・オールライト」。主演女優、助演男優、脚本の主要3部門で見事受賞している。アカデミー賞では作品賞部門の当落線上にいるだけに、ここでの実績を追い風に変えたい。
外国語映画賞受賞の「Carlos」にも要注目。前哨戦で猛威をふるう本作は、アカデミー賞では外国語映画賞部門にエントリーがなく、主要部門にどれだけ絡んでくるか注目される。
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