[受賞予想] 長編アニメ映画賞-「トイ3」鉄板だが死角も・・・
トイ・ストーリー3 |
ヒックとドラゴン |
イリュージョニスト |
■長編アニメーション映画賞
「トイ・ストーリー3」で鉄板と思われている本部門だが、意外と落とし穴は多い。ひとつはピクサーに対するネガティブ票。これだけ順調な経営でやっかみのひとつも聞こえてこない不思議な会社なのだが、この部門でここ3年連続受賞しているとあって、その独走ぶりを危惧する輩は少なからずいるだろう。何しろ、この賞開設以来、ピクサー作品が最優秀賞を逃したのは「モンスターズ・インク」と「カーズ」の2本だけ(この2本もなぜ落選?と首を傾げるハイクオリティ)。もはや独占禁止法に引っかかるレベルだ。
2つ目は計5つの部門でノミネートされていること。作品賞にもノミネートされており、そちらに票が分散する可能性もある。
そして3つ目は、対抗馬「ヒックとドラゴン」のファンが多いこと。「トイ3」以上のクオリティを称賛する声も少なくなく、受賞しても全く不思議はない。
とまあ、重箱の隅をつついてみたが、やはり「トイ3」の受賞は揺るぎそうにない。このシリーズが実はこの部門でまだ受賞したことがないことも、得票につながるだろう。
管理人予想
◎トイ・ストーリー3
○ヒックとドラゴン
イリュージョニスト