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[ノミネーション予想] 助演女優賞

アカデミー賞 記事:2012.01.18

最重要前哨戦のSAG(俳優組合賞)、GG(ゴールデン・グローブ賞)、BFCA(ブロードキャスト映画批評家教会賞)の3賞すべてにノミネートされたのは、ベレニス・べジョ(アーティスト)、オクタヴィア・スペンサー(ヘルプ 心がつなぐストーリー)、ジェシカ・チャスティン(ヘルプ 心がつなぐストーリー)の3人。この3人は他前哨戦でも堅実な実績を残しており、よほどのことがない限り落選はないだろう。唯一気がかりと言えば、今年大ブレイクしたジェシカ・チャスティンが対象作品で票われ(「ヘルプ」のほかに「ツリー・オブ・ライフ」「テイク・シェルター」あり)を起こしてしまうことくらいだが、前哨戦もほぼ「ヘルプ」で一致しているので問題ない。

残る2席をめぐって3人の有力候補が争う図式だ。1人目は有力作「ファミリー・ツリー」で大抜擢された新人シャイリーン・ウッドリー。ジョージ・クルーニー相手に一歩も引かない堂々たる演技が高く評価されている。2人目は夏に大ヒットしたコメディー「Bridesmaids」で強烈な個性を発揮してスターへの階段を登り始めたメリッサ・マッカーシー。3人目は「アルバート・ノッブス」で主演のグレン・クロースを食う熱演を見せていると言われるジャネット・マクティアだ。

前哨戦実績では互角の3者だが、作品の強さでシャイリーン・ウッドリーが一歩有利と見る。助演女優部門はもともと子役や新人女優に優しい部門で、過去にテイタム・オニール(ペーパー・ムーン)やアンナ・パキン(ピアノ・レッスン)、マリサ・トメイ(いとこのビニー)といった新人女優に賞を与えてきた例がある。会員たちにウッドリーの才能はまぶしく光るだろう。
コメディー「Bridesmaids」でエントリーのメリッサ・マッカーシーは多少色眼鏡で見られる可能性を否定できない。純粋な演技力ということで比較されたら、ジャネット・マクティアには太刀打ちできそうもない。

大逆転があるとすれば、キャリー・マリガン(SHAME シェイム)だ。マイケル・ファスベンダーに欲情される妹を演じるマリガンは、これまでの清楚なイメージを覆す熱演と評価されている。何といっても彼女はアカデミー会員から好かれており、2011年もう一本の出演作「ドライヴ」での演技も得票にプラスに働くかもしれない。

ノミネーション予想
ベレニス・ベジョ(アーティスト)
ジェシカ・チャステイン(ヘルプ 心がつなぐストーリー)
ジャネット・マクティア(アルバート・ノッブス)
オクタヴィア・スペンサー(ヘルプ 心がつなぐストーリー)
シャイリーン・ウッドリー(ファミリー・ツリー)


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