[受賞予想] 美術賞は「ヒューゴ~」が断然有利も「ハリポタ」逆転ある?
美術賞
ローレンス・ベネット、ロバート・グールド(アーティスト)
スチュアート・クレイグ、ステファニー・マクミラン(ハリー・ポッターと死の秘宝Part2)
ダンテ・フェレッティ、フランチェスカ・ロシアーヴォ(ヒューゴの不思議な発明)
アン・サイベル、Helene Dubreuil(ミッドナイト・イン・パリ)
リック・カーター、リー・サンデイルス(戦火の馬)
ここは前哨戦で圧勝の「ヒューゴの不思議な発明」が強い。ダンテ・フェレッティとフランチェスカ・ロシアーヴォは、05年「アビエイター」、08年「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」で2度オスカーを受賞している名コンビだ。
この部門は毎年ファンタジー映画とピリオド(歴史)映画が交互に賞を分け合っているが、「ヒューゴ~」はその両方の要素を持っているだけに、この部門にぴったりの映画。受賞は揺るがないだろう。
紛れがあるとすれば、シリーズ最終章となる「ハリー・ポッターと死の秘宝Part2」の逆転受賞か。シリーズ8作品のうち4作品で同賞にノミネートされたが、まだ受賞には至っていない。最後くらいは……という意識が会員に働けば、奇跡のマジックがおきるかもしれない。
◎ ダンテ・フェレッティ、フランチェスカ・ロシアーヴォ(ヒューゴの不思議な発明)