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[受賞予想] 作曲賞は外国人作曲家強し!「アーティスト」圧勝か

アカデミー賞 記事:2012.02.27

作曲賞
ルドヴィック・ブールス(アーティスト)
ジョン・ウィリアムズ(戦火の馬)
ジョン・ウィリアムズ(タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密)
ハワード・ショア(ヒューゴの不思議な発明)
アルベルト・イグレシアス(裏切りのサーカス)
今回2作品でノミネートされたジョン・ウィリアムズは、通算ノミネート数を47に伸ばした。これはウォルト・ディズニーに次ぐ史上2番目の記録。受賞はこれまで5回(71年「屋根の上のバイオリン弾き」、75年「ジョーズ」、77年「スター・ウォーズ」、82年「E.T.」、93年「シンドラーのリスト」)を誇るが、93年以降は受賞から遠ざかっている。今回の対象作「戦火の馬」と「タンタンの冒険」はどちらもウィリアムズらしいメロディアスなスコアが印象的だが、これまでの受賞作ほどのインパクトはない。2作品での候補ということで票割れの可能性もあり、厳しい戦いを強いられそうだ。
この部門の大本命は「アーティスト」でハリウッド無声映画時代の映画音楽を甦らせたフランス人作曲家、ルドヴィック・ブールス。前哨戦でも圧倒的な強さを見せ付けており、他候補につけいる隙は見当たらない。
同部門の近年の受賞者を見ると、「スラムドッグ$ミリオネア」のA・R・ラフマーン(インド)や「ブロークバック・マウンテン」「バベル」のグスターボ・サンタオラヤ(アルゼンチン)、「つぐない」のダリオ・マリアネッリ(イタリア)、「ネバーランド」のヤン・A・P・カチュマレク(ポーランド)、「グリーン・デスティニー」のタン・ドゥン(中国)など、国際色豊かな顔ぶれが並ぶ。フランス人のブールスにとっては心強いデータだ。
スペイン人作曲家アルベルト・イグレシアス(裏切りのサーカス)がサプライズ候補となったのも、この部門がインターナショナルに活躍する作曲家を意図的に掬い上げている証拠といえるかもしれない。そのイグレシアスも今年は母国の巨匠にして盟友であるペドロ・アルモドヴァルの新作「私が、生きる肌」のスコアも担当しており、2作合わせての評価が期待できる。このメンバーの中では2番手の評価が出来るだろう。
◎ ルドヴィック・ブールス(アーティスト)


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