【第84回アカデミー賞 受賞予想】 視覚効果賞は作品の質も大事!「猿の惑星」勝利か
視覚効果賞
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
ヒューゴの不思議な発明
リアル・スティール
猿の惑星:創世記<ジェネシス>
トランスフォーマー ダークサイド・ムーン
この部門もただ視覚効果の技術に秀でているだけでは受賞できない。作品のクオリティが高くなければ受賞できず、「トランスフォーマー」シリーズは過去いずれも涙をのんでいるだけに、第3作となる今作も受賞は難しいだろう。
技術部門を席巻する「ヒューゴの不思議な発明」がここでも本命、と言いたいところだが、ここは前哨戦でもつよさを見せた「猿の惑星:創世記<ジェネシス>」が強い。作品の高評価はパフォーマンス・キャプチャー技術によって作り出された猿たちの演技に支えられたところが大きく、技術が作品のクオリティ向上に貢献した明確な事例ということで、得票しやすいだろう。
実はこの部門で受賞したことのない「ハリポタ」がシリーズ最終作でついに……というシナリオもないではないが、ここは猿たちのパワーの前に沈黙か。
◎ 猿の惑星:創世記<ジェネシス>