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「ザ・ホワイトハウス」ファン必見の政治劇ー「スーパー・チューズデー　正義を売った日」レビュー

映画レビュー記事：2012.04.02

面白い！クルーニーに脱帽。演出も素晴らしいし、理想の大統領候補を演じる役者としても最高。あと3時間でも4時間でも見続けていたいと思わせる吸引力で、政治という堅いテーマを扱いながらも、エンタテインメントとして立派に成立している。

原作とは違う「The Ides of March」というタイトルも絶妙。予備選佳境の3月中旬を意味するが、同時にシーザー暗殺の日として裏切りなど不吉な未来を暗示する言葉でもある。劇中でも“忠誠心”が重要なキーワードのひとつとなっていて、ダブルミーニングの粋なタイトル。