【第85回アカデミー賞 最終予想】 監督賞部門は大本命がまさかのノミネート落ちで混戦模様!
前哨戦実績からして当然本命視されるはずのベン・アフレック(アルゴ)がなぜかここにいないせいで、誰が受賞するのかまったく予想がつかない混戦に。下馬 評では作品賞部門2番手のスピルバーグ優勢との見方が支配的だが、果たしてウィリアム・ワイラー、フランク・キャプラら伝説の監督に並ぶ3つ目の監督賞を 永遠の映画少年に与えることをアカデミーは許容するか。
ここ数年、実績の少ない若手監督に賞を与える傾向のある監督賞部門だけに、既受賞組は敬遠されると見る。となれば実績上位はデヴィッド・O・ラッセル。「ザ・ファイター」に次ぐ2度目の候補で初のオスカー像獲得となってもおかしくない。
監督賞ノミネート
▲ミヒャエル・ハネケ(愛、アムール)
○スティーヴン・スピルバーグ(リンカーン)
ベン・ザイトリン(ハッシュパピー バスタブ島の少女)
◎デヴィッド・O・ラッセル(世界にひとつのプレイブック)
アン・リー(ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日)