ファンクの帝王ジェームズ・ブラウンの半生描く伝記映画が登場 — 「Get On Up」
「ヘルプ〜心がつなぐストーリー」で市場での大ヒットおよび批評家絶賛の両方を勝ち取った新鋭テイト・テイラーの長編監督二作目は、伝説のソウル・シンガー、ジェームズ・ブラウンの半生を描く伝記映画。「ヘルプ〜」でも描かれた人種問題に切り込む内容となるのは間違いなく、アカデミー会員には無視できない一本となりそう。
ポイント
・監督の前作「ヘルプ〜心がつなぐストーリー」と同じ8月に全米公開。市場での大ヒットを追い風にアカデミー賞戦線での活躍を期す。
・監督のテイト・テイラーはデビュー作「ヘルプ〜」で新人とは思えない熟練の演出ぶりを披露。スピルバーグをも連想させる手腕にさらに磨きがかかる?
・伝説のシンガーを演じるのは、「42」で伝説の野球選手ジャッキー・ロビンソンを演じて高く評価されたチャドウィック・ボーズマン。「Ray/レイ」でアカデミー賞を受賞したジェイミー・フォックスの再来となるか。
Get On Up (IMDb)
監督:テイト・テイラー
出演:チャドウィック・ボーズマン、ヴィオラ・デイヴィス、オクタヴィア・スペンサー、ダン・エイクロイド
脚本:スティーヴン・バイゲルマンほか
配給:ユニバーサル
ファンクの帝王と呼ばれ長く一線級で活躍した伝説的歌手ジェームズ・ブラウンの半生を描く。