賞レース幕開けを告げるニューヨーク映画批評家協会賞を制したのは「6才のボクが、大人になるまで。」
賞レースの幕開けを告げるニューヨーク映画批評家協会賞が発表。アカデミー賞との直結度はそれほど高くないが、歴史ある映画賞だけにアカデミー賞への影響力は大きい。
今年、この重要賞を制したのは「6才のボクが、大人になるまで。」。公開直後から多くの批評家を魅了し、その絶賛ぶりたるやここ10年で最高レベルだっただけに、下馬評通りの結果と言える。今後続々と発表される映画賞をほぼ独占してしまうのでは?という予測も飛び出しており、このままアカデミー賞までポール・トゥ・ウィンを決める可能性は低くない。
■ 作品賞
★6才のボクが、大人になるまで。(監督:リチャード・リンクレイター)
■ 監督賞
★リチャード・リンクレイター(6才のボクが、大人になるまで。)
■ 主演男優賞
★ティモシー・スポール(Mr.Turner)
■ 主演女優賞
★マリオン・コティヤール(エヴァの告白、Two Days, One Night)
■ 助演男優賞
★J・K・シモンズ(Whiplash)
■ 助演女優賞
★パトリシア・アークェット(6才のボクが、大人になるまで。)
■ 脚本賞
★ウェス・アンダーソン(グランド・ブダペスト・ホテル)
■ 撮影賞
★ダリウス・コンジ(エヴァの告白)
■ 第一回作品賞
★The Babadook(監督:ジェニファー・ケント)
■ アニメーション映画賞
★LEGOムービー
■ 外国語映画賞
★イーダ(ポーランド)
■ ドキュメンタリー映画賞
★Citizenfour
■ 特別賞
★エイドリアン・マンシア