ロサンゼルス映画批評家協会賞は「6才のボク~」に栄冠。NYとの両海岸制覇でアカデミー賞最有力?
先日発表されたニューヨークと並び立つ重要映画賞ロサンゼルス映画批評家協会賞が発表され、「6才のボクが、大人になるまで。」が作品・監督・監督・主演女優・編集の4部門を独占した。作品賞がニューヨークと一致したのはこの10年で5回目だが、うちアカデミー賞作品賞を受賞したのは1例のみ(「ハート・ロッカー」)。両海岸批評家賞の結果だけで「6才のボク~」がアカデミー賞最有力と決め付けるのは早計と言えそうだ。
■ 作品賞
★6才のボクが、大人になるまで。(監督:リチャード・リンクレイター)
次点
グランド・ブダペスト・ホテル(監督:ウェス・アンダーソン)
■ 監督賞
★リチャード・リンクレイター(6才のボクが、大人になるまで。)
次点
ウェス・アンダーソン(グランド・ブダペスト・ホテル)
■ 主演男優賞
★トム・ハーディ(Locke)
次点
マイケル・キートン(バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡))
■ 主演女優賞
★パトリシア・アークェット(6才のボクが、大人になるまで。)
次点
ジュリアン・ムーア(Still Alice)
■ 助演男優賞
★J・K・シモンズ(Whiplash)
次点
エドワード・ノートン(バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡))
■ 助演女優賞
★アガタ・クレシャ(イーダ)
次点
レネ・ルッソ(Nightcrawler)
■ 脚本賞
★ウェス・アンダーソン(グランド・ブダペスト・ホテル)
■ 撮影賞
★エマニュエル・ルベツキ(バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡))
■ 編集賞
★6才のボクが、大人になるまで。
■ 美術賞
★グランド・ブダペスト・ホテル
■ 作曲賞
★Inherent Vice
★アンダー・ザ・スキン 種の捕食
■ アニメーション映画賞
★かぐや姫の物語
■ 外国語映画賞
★イーダ(ポーランド)
■ ドキュメンタリー映画賞
★Citizenfour
■ 新人賞
★エヴァ・デュヴルネ(Selma)
■ 独立/実験作品賞
★The David Whiting Story
■ 功労賞
★ジーナ・ローランズ