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【第87回アカデミー賞有力作】「博士と彼女のセオリー」

期待の映画 記事:2015.01.10

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スティーヴン・ホーキング博士の半生を描くドラマは、奇しくも今年のオスカー戦線を騒がせるベネディクト・カンバーバッチがその昔BBCで先鞭をつけている。若くして筋萎縮性側索硬化症を発症し、体の自由を奪われた博士の悲劇性と、その天才的な頭脳は機能を失わず働き続けたという何か象徴的な事象はドラマチックで映画の題材としてもってこい。さらに、病魔が襲うホーキングを献身的に愛した女性とのラブストーリーも織り込めるという好素材だ。

今回の映画化では、「レ・ミゼラブル」でも好演したエディ・レッドメインと若手女優の注目株フェリシティ・ジョーンズがとりわけクローズアップされ、そのフレッシュな魅力が作品を象徴している。一方で、メガホンをとるのは「マン・オン・ワイヤー」でアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞したジェームズ・マーシュ監督というミスマッチが絶妙のバランスを生んだようだ。

前哨戦では受賞数こそ少ないものの、ノミネートおよびTOP10に推す声は多く、今年を代表する一本であることに間違いない。アカデミー賞でもノミネートまでなら十分圏内だ。

プラス要素/マイナス要素
認知度高い偉人の伝記ドラマ
主演2人のフレッシュな演技が高評価
前哨戦ではノミネート止まり

北米興収
$24,772,350

Metacriticスコア
72点(100点満点)

ロッテントマト
79%

前哨戦実績(◎受賞/○候補)
○サテライト賞
○アメリカ製作者組合賞
○ブロードキャスト映画批評家協会賞
○ゴールデン・グローブ賞
○ダラス-フォートワース映画批評家協会賞
○サンディエゴ映画批評家協会賞
○フェニックス映画批評家協会賞
○ロンドン映画批評家協会賞
○アフリカン・アメリカン映画批評家協会賞
○ニューヨーク・オンライン映画批評家協会賞
○サンディエゴ映画批評家協会賞

○ノミネート確率 : 70%

※データはすべて1/7現在の集計


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