【第87回アカデミー賞予想 録音賞 & 音響編集賞】 両部門とも「アメリカン・スナイパー」が一歩リード
■ 録音賞
【解説】
「Ray/レイ」「ドリームガールズ」「レ・ミゼラブル」などミュージカルや音楽演奏シーンを含む映画の受賞例が多いこの部門。今年もドラム演奏シーンを含む「セッション」がノミネートされており、例年の傾向からすれば有力視されていい。
ただし、この部門は作品賞部門で有力視されている作品、もしくはボックスオフィスで大成功を収めた作品が受賞するケースも目立つ。今年、その両方を兼ね備えている「アメリカン・スナイパー」にとっては頼もしいデータだ。
作品賞ほか主要部門で2,3番手評価にとどまっている「アメリカン・スナイパー」が無冠に終わるということは考えにくく、技術賞部門で存在感を発揮するのは必然と言えるかもしれない。
【予想】
◎アメリカン・スナイパー
○インターステラー
バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
Unbroken
セッション
■ 音響編集賞
【解説】
録音賞と同じ理由で「アメリカン・スナイパー」が頭ひとつリード。
さらに録音賞と音響編集賞は同じ作品が受賞するケースが多く、過去10年でも6回まで同じ作品が受賞している。今年は4作品が録音賞とかぶっているのでどの作品にもチャンスがあるが、やはり作品の勢いやスケール感を考慮すれば「アメリカン・スナイパー」の優位が自ずと見えてくる。
【予想】
◎アメリカン・スナイパー
○インターステラー
バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
ホビット 決戦のゆくえ
Unbroken