【第87回アカデミー賞予想 視覚効果賞】 「インターステラー」のリアル志向VFXがマーベルヒーロー映画たちをなぎ倒す!
【解説】
この部門は作品自体のクオリティも評価の対象となっているようで、ここ6年連続で作品賞部門にノミネートされている作品が受賞している。ただし、今年の候補に作品賞にノミネートされている作品はない。
候補5作品はいずれもボックスオフィスで大ヒットを記録したものばかりだが、一様に批評家からもあたたかい賛辞で迎えられている。作品賞ノミネートこそならなかったものの、どの作品もクオリティ面では申し分なく、この部門でのオスカー受賞にふさわしい。
ただし、見た目に派手な娯楽大作は受賞しにくい傾向にあり、近年はむしろリアル志向の画作りが重宝されているようだ。その傾向からすると、もっともオスカー像に近いのは「インターステラー」と言えるだろう。クリストファー・ノーラン監督作は「インセプション」でも同賞を受賞しており、相性もよい。高い評価を受けながら作品賞部門で落選したことも得票につながるだろう。
【予想】
◎インターステラー
○ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
猿の惑星:新世紀(ライジング)
キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー
X-MEN:フューチャー&パスト