ロサンゼルス批評家協会賞は「Spotlight」が作品賞を受賞!マイケル・ファスベンダーが主演男優賞!
ニューヨークと並び長い歴史を誇るロサンゼルス映画批評家協会賞が発表。過去10年、同賞受賞作がアカデミー賞作品賞を受賞したのは1例だけと淋しいが、今年の受賞作「Spotlight」は少なくともオスカーノミネートまでは約束されたと見ていい。また、作品賞の次点、そして監督賞を受賞した「マッド・マックス/怒りのデス・ロード」もオスカー戦線でさらなる躍進。こちらは賞レース序盤戦の勢いを維持できれば受賞まで期待できる。
主演男優賞は「スティーブ・ジョブズ」のマイケル・ファスベンダーが受賞。これまで数々の名演を見せながらオスカー候補は一度だけという売れっ子俳優がオスカー像を手に入れることになるか。目下最大のライバルはこちらも無冠のレオナルド・ディカプリオ(レヴェナント/蘇えりし者)だ。
■ 作品賞
★Spotlight(監督:トーマス・マッカーシー)
次点
マッド・マックス/怒りのデス・ロード(監督:ジョージ・ミラー)
■ 監督賞
★ジョージ・ミラー(マッド・マックス/怒りのデス・ロード)
次点
トッド・ヘインズ(キャロル)
■ 主演男優賞
★マイケル・ファスベンダー(スティーブ・ジョブズ)
次点
ゲザ・レーリヒ(サウルの息子)
■ 主演女優賞
★シャーロット・ランプリング(45 Years)
次点
シアーシャ・ローナン(Brooklyn)
■ 助演男優賞
★マイケル・シャノン(ドリーム ホーム/99%を操る男たち)
次点
マーク・ライランス(ブリッジ・オブ・スパイ)
■ 助演女優賞
★アリシア・ヴィキャンデル(Ex Machina)
次点
クリステン・スチュワート(アクトレス 女たちの舞台)
■ 新人賞
★ライアン・クーグラー(クリード チャンプを継ぐ男)
■ 脚本賞
★ジョン・シンガー、トーマス・マッカーシー(Spotlight)
■ 撮影賞
★ジョン・シール(マッド・マックス/怒りのデス・ロード)
■ 編集賞
★マネー・ショート 華麗なる大逆転
■ 美術賞
★マッド・マックス/怒りのデス・ロード
■ 作曲賞
★Anomalisa
★キャロル
■ アニメーション映画賞
★Anomalisa
■ 外国語映画賞
★サウルの息子(ハンガリー)
■ ドキュメンタリー映画賞
★Amy
■ 功労賞
★アン・V・コーツ