【最重要賞】アメリカ製作者組合賞ノミネーションは波乱含み!「キャロル」「Room」OUT!「Ex Machina」がサプライズ候補!
アカデミー賞作品賞を占ううえで最重要視されるアメリカ製作者組合賞(以下PGA)のノミネーションが発表。昨年は10本のノミネート作品から7本がアカデミー賞にノミネートされている。また、2007年以降、PGA受賞作が8年連続でアカデミー賞を受賞しており、その直結度はより高くなっている印象だ。
今年選出された10本も前評判の高い映画ばかりだが、サプライズ候補も。「Ex Machina」「ボーダーライン」「ストレイト・アウタ・コンプトン」あたりは前哨戦でも大きな実績を残せていないが、PGAノミネートで一気にオスカーチャンスが増大した。
一方、まさかの落選を喫したのは前哨戦で強さを見せた「キャロル」、アカデミー賞と相性のよいトロント国際映画祭観客賞受賞の「Room」、タランティーノ新作「ヘイトフル・エイト」など。例年、PGAノミネートを逃した作品のアカデミー賞での巻き返しは1~2本が相場なだけに、厳しい戦いを強いられそうだ。
■ 作品賞
マネー・ショート 華麗なる大逆転
ブリッジ・オブ・スパイ
Brooklyn
Ex Machina
マッドマックス/怒りのデス・ロード
オデッセイ
レヴェナント:蘇えりし者
ボーダーライン
スポットライト 世紀のスクープ
ストレイト・アウタ・コンプトン
■ アニメーション映画賞
Anomalisa
アーロと少年
インサイド・ヘッド
ミニオンズ
I LOVE スヌーピー/THE PEANUTS MOVIE
■ ドキュメンタリー映画賞
Amy
The Hunting Ground
ルック・オブ・サイレンス
Meru
Something Better to Come